北陸横断自転車旅行Part1. 北陸横断苦難の道編
Chapter1-2.滋賀県米原市〜滋賀県長浜市編
2013/10/13 07:59〜10:15
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10/13 03:15 起床
早!
前回余裕カマしていたら遅れかけたのでと、
早く起きたら早すぎた。
電車にゆられて品川駅へ。
今回は初品川から。
電車調べたら品川発の方が早いんだよねえ。
07:59 JR米原駅
満員御礼ののぞみで名古屋まで。
そこからひかり号に乗り換えて米原。
そして乗り換えたひかりはガラガラ。
一瞬、電車間違えたかと思うほど。
こんなに差があるとは。
名古屋から米原まで30分ぐらい。
JR東日本の新幹線・特急なら
座席前の網棚に置いてある雑誌を読むのにちょうどいい時間だが
JR東海はそれが無し。
寂しい・・・。
そんなことを思いながらJR米原駅。
いやー、6年ぶりに再開する日が来ようとは
人生色々。
その6年前に辿った道を逆走する形で8号線へと向かう。
この米原付近の道は狭い、歩道も無いと厳しいところなので要注意。
そしてその悩みはこの後ずーっと続くとは
いや、もっと辛いことになろうとは
この時、思いもしなかったのでした。
08:38 長浜市
秀吉が発展させた街。
滋賀県内の大都市の一つということで
店も多くかなりの賑わい。
まあ、まだ開店前の時間だけど(笑)。
しばらくはずーっとそんな街並みを抜けていく。
道も平坦で非常に走りやすい状態。
ただ、今は早朝だからいいけれど、これが日中になると人や車が多くなって
走りにくそうかなあとも思うけどね。
そうやってずーっと行くと、左に曲がる所が出てくる。
道も片側一車線、店なども減ってくる。
ちなみにこの頃気がついたのだが
この辺りの信号機がフラットなタイプだった。
なんでも着雪を防ぐためにコイト電工が開発したとか。
そういや近くの関ヶ原なんかも雪が多い地域だもんなあ。
ちなみにこの信号機。
雪とは縁遠い静岡のコイト電工が作っているとか。
いやはや(笑)。
09:10 姉川
道なりに進んでいくと、川が登場。
日本史にその名前が出てくる姉川。
まあ決戦場はここではないのだが、名前を知っているところが出てくると
やはり興奮する物がある。
せめて写真の1枚でも、と思ったんだけど、この時は橋が工事中。
のんきに写真撮る余裕も無い。
くっ・・・。
この後も何度となく味わうんだが
どうも歩道の無い道が多いなあ。
恐い。
そういえばこの辺りでは黒い壁の家をよく見かけたんだけど
滋賀の伝統かなにかなのかな?
09:55 山方面へ
長浜市木之本、やや風が出てきた。
ここらで左折し、いよいよ山方面へと向かう。
登りはかったるいと思うけど、
日本の場合は県境が峠になっている所多いからなあ
頑張りますか。
いい景色だなあ、ここ。
そして歴史の教科書で見た場所その2。
行ってみたいがボクの自転車能力では
まあ無理だろうなあ(笑)。
この辺りも道は狭く、交通量は多くで注意が必要。
大型トラックが真横を走ったときには持って行かれそうに
あれは恐かった・・・。
10:04 トンネル
今回ルートで初のトンネル。
ここは左側にそこそこの歩道があるので、そこを進む。
写真にも写っているとおり、バイク乗りの人が多かったなあ
今回のルート。
10:10 琵琶湖
滋賀県に来ながら今回の旅、最初で最後の琵琶湖。
やっぱ大きいわなあ、ここ。
初めて見たとき本気で海かと思ったもの(笑)。
10:15 藤ヶ崎トンネル
二つ目のトンネル。
ここは左側は整備用とかの細い歩道。
人一人通るのがやっと。
右側を通るのが正解。
というのはなるべく手前の方に書いておいて欲しいのよね。
入り口まで行ってから気がつくのって
戻ったりとしんどいんですよ−。
トンネルを過ぎ、途中道の駅を過ぎるといよいよ山越えに入る。
民家ぐらいで補給ポイントもろくになし。
あ、途中に駅があるので、そこではなにか買えたかも。
まあともかくそんな程度。
補給は道の駅などでお早めに。
10:36 山道
さてこの山越え。
標高差はあまりないしというわけで
青森〜秋田の峠越え位を予想していたのだが
それが間違いの元だった。
道の狭さと交通量。これは泣かされた。
この程度の幅の道で横にトラックも走っている有様。
休憩もままならない。
なんとかスペース見つけて一休みし
車の切れ目を見つけて走る、その繰り返し。
ホントに恐かった。
登坂車線になると、真横に来るのがトラックばっかりだからねえ
息つく暇も無い。
ただ先にも書いたように標高差はあまりないので
それなりのスペックの人なら一気に走り抜けられるのかもしれない。
が、ボクにはホント厳しかった・・・。
10:59 福井県
やっとの思いで登り切り、やって来ました初北陸、福井県。
いやー、北陸まで遂に来たのかあ。
なんだか胸が一杯、感無量。
ひんやりした空気もちょっと違う感じ。
まあ今回の旅の入り口に立ったに過ぎないけど(笑)。
さてここから一気に下り、なんだけど
道も不安と来てはなるべく抑えめに進む。
そしてある程度行ったところで現れたお店。
頂上部にそば屋(だったっけかな)があったので
福井県発のお店では無いが、初めて見た大きめの店は
釣具店。
この展開は初めてだった・・・。
どこへ釣りに行くんだろう、この山の中で。
ちなみにもうちょっと行くとローソンがありました。
下りも終わってまずは敦賀の駅を目指しましょう。
11:30 工事
だらだらっと走っていると途中で道が2つに分かれる。
トンネルか、イヤだなあと思っていたらそっちは自動車道
自転車通行不可。
回り込んで行くのだがふと前方を見ると、やけに高い位置で工事が行われている。
何だろうと思ったら舞若道。
すごい高さのところで、すごい工事してるなあ、これは
11:40 あれ?
道路脇、ふと見るとバス停が松本零士キャラ。
あれ?あの人の出身県でも無い福井で何故??
11:55 敦賀駅前
敦賀駅前でソースかつ丼食べるといいよーってな話があったので
ちょいと駅前へ向かう。
お祭りなのかテントが出ている中を抜けていき、
駅前に着くと999の文字。
先ほどのバスの件といい、なんでここに松本零士キャラが?
調べてみると敦賀港開港百周年を記念して作った物らしい。
知らなかった・・・。
ソースかつ丼だけ食べてとっとと離脱する予定だったけど変更。
一通り撮影。
道路の両側に999のキャラ、宇宙戦艦ヤマトのキャラが点々と置いてある。
僕は自転車移動だったから楽だけど
歩きだとちょっと距離がある感じかなあ。
アナライザーとか無駄にいい造形を(笑)。
ちなみに僕が行ったこの時、駅前が改修工事で
鉄郎とメーテルの像にだけ近づけない。
どこかに通れるところはと探したが、全部フェンスに覆われる。
ちぇっ。
ところでこれを撮っている間、商店街に流れているBGMが
1990年代のアニメソング
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん、幽遊白書、るろうに剣心
確かこれらが流れていた。
なぜに・・・。
12:49 ソースかつ丼
一通り撮影も終えたところでソースかつ丼の店を探す。
ネット検索すると近くにあった敦賀ヨーロッパ軒、
ここかな?ってことで行ってみる。
中はいわゆる街の定食屋さん的雰囲気。
お昼時って事もあってなかなかの盛況ぶり。
2人掛けのテーブル席に案内され注文。
ヤカンで置かれたお茶を飲みながら10分ほど待つと到着。
これがソースかつ丼。
卵とじカツ丼に見慣れていると、やはり違和感あるなあ(笑)。
ソースかつ丼、地方によってはキャベツを敷いている所もあるそうだけど
ここはご飯とカツのみ。
かりっと揚がったカツに染みるソースが旨い。
ただ、ここに来る前にちょっとつまみ食いしてた僕には
ボリューム多かった(笑)。
食べ終わって思うのは、ご飯と一緒で食べるなら卵とじ
肉の旨味ならソースかつ丼って感じだなあ。
あの肉はまた食べたい。
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