北陸横断自転車旅行Part2. 富山新潟決戦親不知編

Chapter3-2.富山県富山市〜富山県下新川郡入善町編
2017/06/16 14:59〜19:33


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06/16 14:00 JR東京駅



 14時、東京発。
これで2時間後には富山到着となる。
随分と近くなったものだなあ。
前回は確か特急乗り換えで上越新幹線を使ったはず
便利になったなあ、北陸新幹線。



16:00富山駅




JR富山駅着。
前回来たときは北陸新幹線開業に向けて工事中の段階。
随分と綺麗になったなあ。



下、参考:2013年


早速ホテルにチェックインし、必要最低限の荷物にまとめなおし、いよいよ出発する。



 まずは8号線への合流。
富山駅からは割と距離のあるところを走っているので、せっせと自転車を走らせる。
都市部を走る道路、まあこの辺は迷いようも無いですな。
しばらく走って無事到着。


いよいよ戦いの始まり。
新潟まで240km超か、結構あるなあ。

16:55 最初の試練



 いきなり現れた道は自動車道という感じ。
はいはい、いつものことですねと下ろうとすればスロープが無く階段のみ。
まじか。自転車担ぐしかないのかよ、これ・・・
しんどい思いをしながら階段を降りる



 そして今度は登り。
この階段、もちろんこちらもスロープ無し。
まじか。普通に登るだけでも面倒そうな長さの階段を自転車担いで登るのか。
こりゃ無理だわと迂回路を探す。



 この手の自動車ワープは下に車の運行を阻害するものがある
交差する道路や線路など
そしてこの場合は線路、ならば踏切渡れば・・・無いや。
近くに踏切はなく、あれーっと走ってみれば地下通路
『ああ、そこから行けば!?』
状況はこの通り、溜まった水をさけ、なんとか隅っこを抜けて反対側に出でみれば、今度は畑の横の砂利道を行くことに。
いきなりパンクしたらしゃれにならんわと、気をつけながら進むハメに。
スタートから試練ですわ・・・。



 なんとか8号線に戻った後は、ひたすらとまずは黒部を目指す。
道は広い片側2車線。
バイパス的道路で車はかなり飛ばしているが、歩道部分も十分に幅があるので
むしろこちらも快適に走る事が出来る。


ま、たまにこういう迂回路はあるがこれはいつものことだからねえ。



常願寺川橋を通過。随分と大きな川だ。

 ふと前方をみれば雲がいやな色している。
新幹線車中で見た天気レーダーでは新潟の一部に雨がかかっていた。
こっちまで降らないといいのだけれども



 道路はひたすらまっすぐ快適に走る事が出来るが
補給についてはあまり期待できない感じ。
ときーーーどきコンビニがあるぐらいか
なお自動販売機はまったく見あたらなかった。
今日は涼しくて良かったけれど
真夏の時期は給水に気をつけた方が良さそうだなあ。

17:32 上市町



 富山市を抜ける。
この辺も田んぼを眺めつつ淡々と走り続ける

17:34 滑川市



 そしてあっという間に次の街。


ここらは少々町並みが広がっているのではあるが、スーパーなどは見あたらず。
相変わらず淡々と走り抜ける。

17:58 魚津市





 左前方にかすかに見える黄色い看板。アピタ魚津店
ここまで20kmほど、順調に走ってきたなあ。
心配していた雨はたまーにぽつりと来る程度
このまま本格的に降ることが無ければいいのだが。



 今回初めてのトンネルというか立体交差
ここは横に迂回路があるのでそちらを通過。



 スタートの富山から27kmほど、魚津市内に入ったこの辺でようやくツーリングマップルが使えるようになる。
ここまでの富山〜魚津間が載っているのは「中部編」
しかし中部編はこの先新潟までは載っておらず、こちらは「関東甲信越編」
その関東編には魚津からしか載っていないということで
ちょうど境目に当たる部分をここまでは走っていた。
まあ一本道だし、迷うことも無いだろうというわけで良しとしたが
やはり地図なしは不安よね。
とはいえ、2冊も担いでいくのは嫌だからねえ・・・。

 ちなみに地図つながりで言うと、アナログかも知れないが
メインは相変わらずこのツーリングマップルにしている。
一時期はスマホだけで十分と思ったが
現在位置の把握とこの先数キロの状況確認にはこっちが使いやすいんだよなあ。
ぱっと開いての情報量の多さ、見やすさが非常に走りやすい。
全体像がわかるのでこの先どのくらいあるのかなんかもね。
気分滅入るけれど(笑)。


 ではスマホ地図は使わないのか?というと
あちらは現在位置をロストしたときに使っている。
流石にこればかりは紙地図ではできないからねえ。
そういう訳で紙メインではあるが、そのうち何年もすると、
スマホ地図の方が使いやすくなるかも知れないけれどね。



 魚津市中程からバイパス道が新しくなり、下道を走る事が増えてくる。
併走しているのでさほど問題はないが迷子注意というところ。

 時間帯が18時ごろということで、部活帰りだろうか?
下校途中の中学生ぐらいの年代の集団をよく見かける。
全員白ヘルメットを被り、女の子は膝下丈のスカート。
東京じゃあ見かけない光景だ。
昔の自分が通っていた学校を思い出し懐かしむ。

18:30 黒部市




 最初はこの辺りまで初日いけたらいいなあなんて考えていた黒部市到着。
なんといってもダムが有名な街か。
一度は見てみたいなあ、黒部ダム。
自転車では行けないけれど(笑)。



 そろそろ夕暮れ。
いい感じに木々の間を夕陽が流れていく。
やや不安になる時間帯ではあるが、日暮れまではまだ時間がある。
もう少し行けそうだ。
自転車を飛ばす。



この先も片側2車線道路に、広めの歩道という道が続く。
うーん、こういう淡々と走ってばかりだとあまりネタが無いのよね(笑)。
結構走ってきたつもりではあるが、新潟まで残り218kmか、遠い・・・。



 黒部川の夕焼け。
綺麗だなあと思いつつ、そろそろ日が暮れそうでやべえ、と焦ってもいた。

18:55 入善町




 黒部市通過で次の町へと至る。
スイカが有名のようだ。


田んぼ、いいなあ。



 しばらく行くとバイパスから一般道のような道になってきた。
入善の町並みかな?
ここらで地元スーパーがあったので(ちなみに富山にある、大阪屋という店。ややこしい)
今夜のご飯と明日の朝食として半額お弁当ゲット!
やったね。

19:33 入善駅




 夏の長い陽もさすがに沈み、辺りもだいぶ暗くなってきた。
ここらでルート選択。
電車の時間を見るとあと20分ぐらいで隣の泊駅に電車が着く。
残りは5kmぐらいかなあ。行けないことは無いぐらいの距離。
よってがんばってそこまで行くか、なんて思ったが
地元以外の夜間走行は不安もあるし、下手に間に合わないと次までしばらく待つことになる。
電車一本逃したときのロスが大きいなあ。

 少々悩みはしたが、ここまでで45km。
当初の予定を越えて走る事が出来ており、これ以上リスクを負わないでもいいだろうと判断。
ファミリーマートを左折して入善駅へ向かい、本日は終了とする。
お疲れ様でした。


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