山陰横断自転車旅行Part1 豊岡京都紅葉の旅編
Chapter2-1.京都府福知山市〜京都府京都市編
2013/11/24 05:30〜13:48
Chapter2-2に続く
Chapter1-3に戻る
「山陰横断自転車旅行」に戻る
「お出かけ日記」に戻る
11/24 05:30 起床
前日は走り足りないしなあなんて考えていたが
案外疲れていた様であっさり寝付き、起床。
まだ真っ暗。さすがに日の出が遅くなってきている。
朝ご飯を食べ、TVなど見ながらグダグダと朝を待つ。
6時を過ぎた頃から徐々に明るくなるが、気になるのがなんとなくもやっていること。
そして朝6:30すぎ、そろそろいいなと出向いたのだが、驚いた。
辺り一面が霧。
盆地は霧が出やすいとか、前日の車中で見た霧の光景とか色々思い出したが
ここまでの濃霧の朝ってのは体験したくなく驚く。
住民にとっては普通のことのようだけどねえ、驚いた。
さて本日のルート。
当初はひたすら9号のつもりだったけれど、
なんとか迂回できないかなあと色々調べたところ
福知山から線路沿いに8号線を行き、綾部
そこから173号を通っていくというルート。
まあその先はどうしても9号を行くしかないので諦めるけれど
道中の半分ぐらいはこれで交通量の多い所をパスできそう。
このルートを見つけたときはよっしゃー!って思ったんだけどねえ。
06:41 福知山駅
というわけで霧の福知山駅からスタート。
しかしホント、霧が濃い。
06:50 福知山城
通り沿いにあるのでちょっと寄ってみた。
前回の丸岡城もそんな感じだったね。
というわけで福知山城。こちらはあの明智光秀に関わる城とか。
まとまったいい感じの城だねえ。
そしてそこからは福知山の街並みが・・・見えない。
霧濃いわー。
さて、それでは綾部方面へ左折。
そして士師川を渡るのだが、川の上の霧が濃く
様子がわずかながらに窺い知れるレベル。
半端ないなあ。
ひたすら線路沿いに進む。
良くある田舎道、たまにこんな狭いところもあるので注意。
平坦な一本道という感じだから迷う事も無く淡々って感じだねえ。
補給はたまにコンビニがあったかな
福知山または京都市内から来るならば綾部で仕入れるのが無難とは思うけれど。
07:32 綾部市
30分ほど走って到着。快調快調。
そして市街地。
僕のルートだと、ここを最後にしばらく補給が出来ないので注意。
気温4度、さすがに寒いわ(笑)。
そして由良川。もう霧で何にも見えやしないって有様。
08:00 運命の分かれ道
さて、ここが運命の分かれ道。
まっすぐ行く27号ルート。交通量は多いがスムーズとある。
そして右の173号が今回行こうとしているルート。
ただ27号、この時間だと交通量も少ないようだし・・・と悩んだが
下調べもあまりしていないのでと、当初の予定通り173号を行くことにする。
今思うと、27号の方が楽だったかなあ・・・。
先ほどの由良川をもう一度渡った先に見えたのが
この登り。正直引き返そうかと思った(笑)。
が、もうここまで来たのならと覚悟を決めて登る。
しかし真横をトラックが通る登り道はホントやだ(笑)。
峠の中腹辺りまで来ると霧が晴れてくる。
なんだかいい光景が見られた。
そしてひたすら続く登り。
08:22 須知山トンネル
山を登ればトンネルがある。
須知山トンネルが見えてきた。これで登りも一段落。
やれやれと落ち着く。
ここまで、確かに交通量はそれほど多くも無いが、道幅が狭いのと
逆にその交通量の少なさで”抜け道”として使っている人が多いから
割と恐い道だなあ、という印象。
さて、このトンネル。一応両側に歩道があるが
自転車幅精一杯ぐらいの広さ。とても走れない。
車が来ないタイミングを見計らって車道を突っ切る。
むしろそっちの方が安全って位の感じ。
トンネルを抜けるとそこは、紅葉の山だった。
ちょっと立ち止まって見物。
いいなあ、この光景。
08:47 大原神社
平地エリアに出てしばらく行くと登場するのがこの神社。
ガイドブックには藁葺き屋根が見事とあったが
確かにこれはいいなあ。
旅の安全をお守り、だけどここは安産の神社みたいね(笑)。
大原神社を出てからはまた登りに入る。
交通量はさほど多くないとはいえ、かえって車が飛ばしたり
また道も狭いとあって慎重に進んでいく。
正直、こっちルート選んだの失敗だったかなあ、なんて思いながら(笑)。
京丹波町に入り、更に先へ。
気温は10℃以下だろうに、一人汗掻いてるよ、ホント。
毎度お馴染み登坂車線。これが見えてくればあと1歩な反面
登りもきつくなる感じがあるんだよなあ。やれやれ。
09:13 みずほトンネル
はい、頂上部分はトンネルです。
みずほトンネルに到着。
ここも申し訳程度の歩道があるので、そこを通って抜けていく。
はー、トンネルしんどい。
トンネルを抜けてこれまた田舎道を行く。
バイパス道でも作るのかな?これとかこれ。
09:44 9号線
ようやく登場の9号線、ではあるのだが
ここもなるべく通るのは避けようってことで444号線に回る。
できる限り1桁国道は、ね。
裏道って感じの444号、少々のアップダウン繰り返しはあるが
交通量もほとんど無く快適に通り抜ける。
ホント、これぐらいだと楽でいいんだけどねえ。
10:22 いよいよ
444号線も終わり、いよいよ9号線と合流し
京都に向けて試練ステージが始まる。
並行している京都縦貫自動車道、こっちに車が流れないかなあと思ったが
それは甘い話でわんさかと通り抜ける。
慎重に慎重を重ね、とにかくも走る。
いきなり登りだしなあ、辛いわ。
10:39 観音トンネル
登った先はトンネルの法則に従い、ここもトンネル。
しかも歩道無し。幸い距離は短いのでなんとか走り抜けられたが
やっぱイヤなもんだよねえ、歩道無しトンネルは。
そして下り道。ここも車が飛ばすから恐いのなんのって。
園部の街に入ってしばらく、鉄工所の前にあったオブジェ。
なんだか格好いい(笑)。
青い空、稲刈りの住んだ田んぼ、色づく里山。
いいなあ、この取り合わせ。
こういうのが見たかったんだよなあ、晩秋の風景。
11:34 亀岡市
京都市に隣接する大きな街、亀岡。
ここまでくればいよいよもう少しという所か。
盆地の中に位置するので、ひたすらに平坦な道が続く。
それは楽なんだが、人通りも多くて別の意味で走りづらい(笑)。
道の駅。
何にも無いところだとまさに生命線だけど
こういうところだとレジャーランドみたいな物だよね(笑)。
京都まで後20km。
そしてここから京都市内へ入るための最後の登りが始まる。
12:34 登り道
道幅がかなり狭くなり、横を車が抜けていくシチュエーションがまた。
しかも今回は京都市内へ無か車が列をなし、非常に辛い戦いとなる。
イヤなんですよー、こういのって。
嘆いても仕方ないのでひたすらに。
車に気をつけながら進み、僕の足で10分ほど行くと
トンネルが現れる。老ノ坂トンネル。
普段だったらイヤだなあというところであるが、ここは別。
なにせ横に歩行者自転車専用のトンネルがあるのだ、これはありがたい。
ただ、そっちの方が若干長いんだよね。
何故だろう?
トンネルの中は快適そのもの。淡々と抜けます。
12:54 下り道
いわゆる嵐山近郊。
山の中を一気に下っていくのですが、まあこれが恐い。
車が飛ばす飛ばす。生きた心地がしないとはまさにこのことか。
ちなみにこの辺りで京都市内に入った筈なんだが、
はて、看板は何処にあったのやら。
京都市内に入ればあとは駅を目指すのみ。
太秦など見慣れた地名もちらほらと。
たださすがに京都市内、交通量が半端なく多い。
特にこの日は紅葉シーズンまっただ中だったので
人も車も盛りだくさん。
割とうんざり(笑)。
あ!
13:48 JR京都駅
無事ゴール。お疲れ様でした。
そしてここから本当は観光をと思っていたけれど
あまりの人の多さに諦め、鴨川見物とお土産だけ買って大阪へ回り
タコヤキ食べて帰京。
いやー、桜と紅葉の季節の京都は
やっぱり近づいちゃダメね(笑)。
Chapter2-2に続く
Chapter1-3に戻る
「山陰横断自転車旅行」に戻る
「お出かけ日記」に戻る
© 2013 hits All Rights Reserved.