山陰横断自転車旅行Part3 苦闘のアップダウン編

Chapter8-1.山口県長門市〜鳥取県東伯郡湯梨浜町編
2014/07/21 07:30〜08:36


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07/21 07:40 JR長門三隅駅



 前日、寂しい思いをした長門三隅駅に降り立つ。
普段よりは遅いスタートなれど、電車が無いから仕方なし。

 昨日は最後で一山越えたので、今日に疲れが残るかなあなんて思っていたが
意外と大丈夫そう。これならなんとかたどり着けそうだ。
残りは山口をぐるっと回り、何とか九州まで100kmほど。
頑張ろう。



 191号線に戻り長門市へ。
ちょっと軽めのアップがあるが
まあウォーミングアップにはちょうどいいぐらいのレベル。


 そんな感じで淡々と進んでいくと、大きめの町に出る。
長門市駅周辺。
何かお買い物忘れがあればここでお忘れ無く。
ここから先はあまり補給ポイントありませんので。

08:13 本日の道



 なだらかに海沿いを抜けていくと思ったら


 今度は山道登り道。
しかしまあ70m程度。昨日に比べれば断然楽という感じ。
朝なのか、そういう道なのか
交通量も少なめだったからなあ。



 基本的にはゆったりな田舎道。
今までに無い平坦具合に涙する。
『ああ、この2日間はきつかったなあ」、と。



 噂には聞いていたけれど、山口県のガードレールは変わっている。
珍しい山吹色ガードレール。
初めて見たわ。

08:56 楊貴妃



 しばらく走り海沿いに出ようとすると、
楊貴妃ロマンロードという看板を発見。
ん?楊貴妃?

 あとで調べて見たところ、楊貴妃は中国から渡ってきて
最後、山口のこの辺りで果てたという伝説があるんだとか。
それをとっての楊貴妃ロード。
知らなかった(笑)。
なかなかB級なものがあるそうだが、ちと寄り道はきついので断念。


ちなみにこんなのが191号線沿いにありました(笑)。

09:05 伊上駅



 なんかプレハブ小屋があるなあと思ったら駅だった。


 そんな駅周辺も順調この上なし。
交通量もさほど無しなので良かったよなあ。

09:16 下関市



 電車沿いに走って行くと目の前に看板。
遂に登場は下関市。
いやあ、その名を知ってはいるが、ここまで実際に訪れる日が来ようとは。
感動。



 そして下関に入って早々、ちょっとだけ登る。
ホンのちょっとだが、久々にしんどい。
そして交通量がそこそこにある&路肩が狭いのコラボはめげる・・・。



 と、思ったら更にきつい壁が現れる。
目にした瞬間から嫌気さす70メートル級。
疲れた体によく響く(涙)。
嘆きながらもなんとか突破。


 登り切った辺り、ちと景色眺めながら呼吸を整える。



下った先にあったローソンで補給し、
またちょいとした登りに嘆いていると。

10:05 目的地



 昔からネットで写真を見る度にキレイなところだなあ。
一度見てみたいなあと思っていた所がある。
それが、角島。
島に向かって延びる橋とキレイな海が特徴的な場所だ。
その島が山口にあり、今から目指す先にある。

 正直存在をすっかり忘れていて、教えてもらって思い出した。
いやー、気がつかなかったら一生後悔していたよ。
ホント(笑)。

その島を目指すため、191号線から県道275号線へとちと寄り道。



海沿いだから簡単にいけるかと思ったら30mぐらいの丘を2つ超える。
僕の足にはしんどいわあと思いながらも頑張って登ると。

10:22 角島



 遂に来たよ。この美しさ、感無量。
延びる橋の美しさもそうだが、海の色がとてもキレイ。
これは見ほれる。
時間があればずーっと見ていたかった。
ちなみに自転車もこの橋を通って島に渡ることもできますが
風強そう、車と併走で危ないため諦めました。
ま、見ること出来れば充分と(笑)。

11:17 下関へ



 一丘越えて再び191号線に戻り、一路下関。
ここらへんからは道が狭い割に交通量が多い状態。
慎重に進んでいく。


そして道は海沿いに。
歩道も無く狭い、辛い条件が重なる。
車がひっきりなしで無かったのが不幸中の何とやらか。


夫婦岩。
撮影したかったが渡るタイミングつかめず、通り過ぎてから。



 この先、3つ程のアップダウン。
50メートル、40メートル、30メートルと段々低くなっていく3連続ではあるが
暑いわ、疲れているわ、連続だわでかなりめげる(笑)。
たまに見かける自動販売機だけが頼りだよ。

12:34 川棚温泉駅



 久々に補給ポイント。
やれやれと一息つく。


下関まではあと30kmぐらいか。
普段であれば余裕過ぎるが、この後の帰宅まで考えるとあまり余裕の無い状況。
田舎道を気合い入れていくが。
この先に50メートル級の丘が待っている。

何処まで行ってもしんどいわ、山陰



どさんこ
本州の西の端で、こんな札幌ラーメンの店を見るとは思わなかったよ・・・。

14:18 下関市街



 道が広く大きくなって店も増えてくる。
下関市街。
ようやくやって来たよ、やれやれだーと思ったら
街中で30メートルぐらいの丘越えを2回。
・・・なかなか気を抜かせてくれないよ、山陰編は(涙)。



 道の距離数も残りわずかとなり。

14:28 JR下関駅



 ゴール。
長らくの旅も一旦ここで終わり。
お疲れ様でしたの下関駅。
いやあ、ここ最近は無人駅などしか見てなかったから
下関の街がでかいでかい(笑)。



しかし、今日の旅はまだ続くのでした。

つづく
Chapter8-2に続く

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