四国一周自転車旅行Part2 延々と海岸線編
Chapter4-1.高知県安芸市〜高知県室戸市編
2015/04/25 05:35〜10:00
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04/25 05:35 JR高知駅
昨日の終着地、安芸駅まで始発で戻るべく高知駅を発つ。
左に見える銅像は三志士像、武市半平太、中岡慎太郎、坂本龍馬の像。
高知は像を造るのが好きなんだろうか・・・。
ちなみに夜はこんな感じにライトアップされます(笑)。
で、無事安芸駅到着。
本日はこの旅路最大の難関、室戸岬へと向かうことになる。
朝の爽やかな空気の中、安芸市街を抜けてひた走る。
道は迷う事無き一直線。
というか、それしかないって感じか。
36km。とりあえず午前中には着けるかなあ。
途中、大山の辺りで歩行者・自転車は旧道を行けとある。
旧道という響きにちとイヤな思いを抱くが
ここの道は問題も無く、スムーズに通れた。
いやね、新道はまっすぐ平坦、旧道は登り坂で困難な道ってパターンが
よくあるのよ、ホント。
走ってきた風景を眺める。
あの対岸辺りからをずーっとやって来たんだなあ。
07:43 車道合流
再び車道と合流し、またひたすらに南下していく。
しかし、昨日も思ったが、立派な高架だよなあ。
ちと逆光で見えにくいが、お寺の案内。
そう、ここもお遍路道。
そして今日も朝早くから何人もの歩きお遍路さんと出会う。
あの黙々と一歩一歩歩く姿は胸打たれるなあ。
お遍路という物についてもっと知ってみたくなった。
ただ、自分は出来ないだろうなあ。
海沿いを進んで田野町へ。
ここも山道かなあと思いきや、いきなり開け始めて驚く。
駅舎も結構でかい。
通りにあったホームセンター。
静岡のジャンボエンチョーと似てるなあ、このマーク。
08:11 奈半利
安芸駅から1時間ほど走り、奈半利到着。
いよいよ運命の地に到着。
ここから室戸岬を経て甲浦駅まで約70kmは電車が通っていない区間。
リタイヤが許されない区間となる。
※ 正確に言えばバスがあるので、途中仕切り直しは可能
ただ、ここに至るまでの交通・宿泊などを考えると
積極的にやりたいとは思えず、一気に駆け抜けるしか無いかと思う。
現在時間が8時、70km。
僕の鈍足を持ってしても昼過ぎにはなんとかなるだろう。
決意新たに進む。
そして登場は徳島、159km。
実は、今日は徳島まで辿り着きたいと思っているのだが
遠すぎるわ(笑)。
歩道の無い道にドッキリするが
右側歩道で海沿いの道をしばらく進むと
08:32 室戸市
室戸市到着。
まあ、まだまだ先なんですが。
あの先端辺りまで行くのかなあ。
この先も迷いようのない一本道をひたすらに走ります。
そしてこの日は選挙運動期間のため
選挙カーが後ろから追随。
逃げようも無くて辛かったー。
1時間ほど経ちました。
だいぶ来ました。
09:41 運命の分かれ道
ほとんど抜け道が無いこの室戸岬方面の中で
唯一、僕でもショートカットできそうなのが、この202号線。
ここならば標高70mぐらい。登ることは可能。
そっちを通れば約4km。
室戸岬をぐるっと回れば約12km。
8kmほど節約できる。
車やバイクなら誤差の世界だろうけど
1日100km程度の自転車乗りに8kmの差はかなりでかい。
よって当初はここをショートカットするつもりであったが
折角ここまで来たのに、
またここまで来ることがいつあるのか
そう思って、思うと・・・
『いいや、行ったれ!』
と室戸岬へ向かうことにする。
あとで後悔しなければいいんだけど(笑)。
それではと向かいますが
まあここも基本は一本道。
ひたすら淡々と。
街路樹がちょっと南国かな(笑)。
さて、この室戸岬の先端付近には一つの寺がある。
第二十四番札所、最御崎寺である。
この先左折、左側の風景はご覧の通りとなる。
ただ、この寺がよく知られているのは山の上にあるからでは無い。
その様な寺は他にもある。
とりわけ有名なのは第二十三番札所からの距離だ。
あとで看板が出てくるが、その距離70km超。
ほとんどの人が一日で歩ききれる距離では無い。
それを歩きお遍路さん達は一歩一歩、歩いてくる。
人間の偉大さを感じる。
そんな人々に敬意を払いつつ
へたれな僕は先を急ぐ。
10:00 室戸岬
岩でごつごつとした海沿いの風景。
新潟の笹川流れの辺りを思い出すなあ。
そしてその岬に建つのが中岡慎太郎の像。
ってホント像をよく見るなあ、高知では(笑)。
ちなみにこの中岡慎太郎と桂浜の坂本龍馬、
お互いを向き合っているなんて話もあったけど
全然目線合ってないそうです(笑)。
で、ここが多分室戸岬の先端。
無事折り返し地点到達。
(∩´∀`)∩ワーイ!。
いやー、遂に来たねえ。
ここからは折り返して半島をまた走って行く。
先はまだ長い。
なお、ここには弘法大師の像もあります。
折り返して進む。
これまた迷いようのない一本道。
ひたすらに走る。
ところで気になったのがこの辺りの家の造り。
コンクリートのがっちりした壁の中にいわゆる普通の家が建っている。
台風除けなんだろうなあ。これは。
こういう風景を見られるのも旅の醍醐味の一つ。
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