東海道自転車旅行 第4部 2006/05/01 国道1号線走破編
Chapter4-1.京都府京都市〜大阪府枚方市編
2006/05/01 12:56〜15:39
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はじめに
さて、前回までで無事東海道を走破となったが、
一つ気になっていたのは国道一号線の行き先。
先ほど分かれた五条の橋を渡り京都駅、
そして大阪市内へと続いている。
目的の”東海道”、
今はそのほとんどが国道1号線となっている以上、
ここも走破しておきたいと思っていた。
時間はまだ余裕あり、
距離は約50km、ここまでが90km
僕にとって未知の世界140km走となるが
箱根や鈴鹿の様な強烈な峠が無いなら、なんとか行けるだろう。
こうして旅のラストランが行われるのでした。
2006/05/01 12:56 緑寿庵清水
と、威勢よく言った割にいきなり寄り道。
京都の有名な金平糖専門店。
今回おみやげに買って帰ろうかなあと思っていたので立ち寄り購入。
前に1,2回行っただけだけど結構道を覚えているんだなあと自分に感動。
ここの金平糖、様々な季節限定品など非常に貴重な金平糖。
(まあその分お値段もはるんですけどね。)
吟味して購入。
ブルーベリーも買いたかったけれど桐箱入りじゃなく小袋で売って欲しかった。
Webページはこちら緑寿庵清水
13:26 五条大橋
さて戻ってきました。国1。
五条大橋渡って京都駅方面へ。
いつ見ても鴨川の流れはすてき。京都で一番好きなのはここだなあ。
13:33 京都タワー&京都駅
大阪へと向かう前に、余計な荷物は置いていこうとホテルにチェックイン。
多少身軽になった状態で京都駅に到着。
見上げる眼前に京都タワー。
京都の街並みには不釣り合いという話をちらほら聞くけれど
1点だけ変わったものがあるというのもいいんじゃないのかなあと
個人的には逆に結構好きなタワー。
あの形状、高さが市内のいい目印にもなるからねえ。
14:22 東寺
京都駅の側を直角、直角と回り込むように進む国道1号線。
視線の先に見えるのは東寺の塔。
京都を代表する建築物。
新幹線の車窓からこれが見えてくると
『ああ、京都に来たんだなあ』と思うことになる建築物。
建築当時は左京、京の都の東側を守るお寺ということで東寺。
しかし今は京都駅がここより東側に出来てしまったので
駅前メインストリートより西にあるのに東寺
ということに状態になってしまったのでした。
14:26 500km地点
京都駅を離れて約1時間。
そろそろかなあと道路脇を見ていて発見、
500kmポスト。
場所は十条の辺り。
なかなか登場しないので、通り過ぎたかとドキドキものだった(笑)。
ここが東京、日本橋から500kmも離れた場所なんだなあ。
そこまで(日を継いで)来たんだなあと感慨。
ホントすごいや。
ちなみに過去。
・200km-場所:静岡県
・300km-場所:愛知県
・400km-場所:三重県
返す返すも残念が100kmポスト、
車じゃ無いと行けない場所にあるらしいんだが
うーん、無念。
14:35 鳥羽大橋
見えてくる風情のある橋、
鴨川に架かる、鳥羽大橋。
ここ鳥羽はいわゆる戊辰戦争で激しい闘いが繰り広げられた場所。
この橋のある辺りも戦場だったのかなあと思いをはせ。
14:55 宇治川
鴨川・桂川と並ぶ京都の大きな川、宇治川。
平等院近くの辺りで見かけたときは豊富な水量だったのだが、
ここではやけに広がる緑の一帯。
河口よりになって変わってきてるんだろうか?
なんだろ、あれ?
15:19 八幡市
長らく続いた京都市に分かれ告げ、やってきました八幡市。
ここは徒然草でも有名な石清水八幡宮のある街。
ぜひ立ち寄りたかったのだが、この先を考えると時間の都合で省略。
残念。
この先しばらくは車道の端を車に寄り添うように走ることになる。
大阪方面へと向かう車で交通量はかなりあり、結構怖い。
と嘆いたところで逃げようが無いので、必死に漕ぐことに。
15:35 上り坂
八幡市到着からしばらく、目の前に坂が見えて来た。
京都は盆地地形であり、また三重方面から進入するときにも峠を登ったので
どこかであるだろうなあとは思っていたけれど、
ここで来ましたか、という感じ。
程度がわからず、慎重に挑んだが、道としてはちょっとした上り坂。
峠というよりは小高い丘に登る程度。
ちょっと安心するものの、ここまで100km超の距離を走り、
またかなりの暑さでちょっとスローダウン。
水分補給が進む。
もしあの京都進入時の東山のような山道だったら
ここらでギブアップしてたかもしれないなあ。
15:39 大阪府
なんとか登り切った丘の頂上、頭上に輝く都道府県表記は”大阪府”。
東京から始まって遂に大阪、1都2府5県。かなり走ったなあ。
しかし国道1号線走破にとってはまだ道半ば。
さあ、がんばろう。
夢のゴールまで後30キロ弱。
続く。
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