北陸横断自転車旅行Part1 名古屋発岐阜経由奈良行き編 

Chapter2-3.奈良県奈良市、京都府京都市編
2007/05/03 11:58〜17:30


Chapter2-4に続く

Chapter2-2に戻る
「お出かけ日記」に戻る

11:58 法華寺

 24号線と合流。
さてどっちへ行きましょうかと地図を眺める。
【平城宮跡地】の文字発見。
そう、なんと大きな【平城京】のアレ。
これは見ておかなきゃねと、24号再会早々横切って西へ。


 途中で通りかかったお寺、【法華寺】。
国宝【十一面観音像】があるとか。
先を急ぐのでパスしちゃったけど。
どうも自転車止めにくそうだとパスする傾向があるんだよね。
もったいないとはわかっているけど。
法華寺(Wikipedia)

12:02 平城宮跡


 左手は一面の原っぱ。
工事予定で放置されているのかと最初思ったが、ここが【平城宮跡】。
テーマパークのように周囲ががっちり覆われ、
色々な施設があると思っていたので最初は拍子抜け。


 余談ですが、ここは【平城宮】の跡地。
大内裏があった場所。
つまり平城宮の一施設跡地というわけ。
一施設というにはでかいけど。
大きさも、必要度も。

 平城京の跡地だと勘違いしてたので
なんと大きな平城京、
年号覚えの語呂合わせとはいえ、
この位ではメチャクチャ広いとはいえないなあと勘違いしてました。
ごめんなさい。
平城京(Wikipedia)
平城宮(Wikipedia)


 駐車場のおじさんに確認すると自転車で走って入れるそうなので
パンフレットをもらいそのまま進入。
左前方に見える大きな門を目指す。


 ところどころに復元した壁
大路を再現した(かな?)舗装道路などがあるが


基本自然公園かなあという雰囲気。
お弁当持ってピクニックの家族連れがあちこち。
いいなあ、羨ましいなあ。

12:11 朱雀門


 遠くから目立った門。【朱雀門】。
大内裏への入り口となる門。
これは近年に再建されたモノ。
当時の資料は無いので、付近の寺の様式を参考にしたとの事。
でかいなあ。
この位でかいモノは見ててほれぼれするよ。

 門から眺めれば向こうにもう一つ再建中の建築物。
【第一次大極殿】


国家的行事などにて中心的な役割をなした建物。
朱雀門の5倍の大きさとか、ひえー。
こちらの建物は2010年の完成を目指して建設中。

そう、後3年後、2010年は平城京遷都1300年大記念祭。
奈良のビックイベント。
その時も来てみようかなあ。



 朱雀門の前には白の砂を敷き詰めた道路。
これが【朱雀大路】なんだろうね。
その道路から遠景で。
より大きさが特に実感できるかな。

12:40 唐招提寺

 お次はと、地図を眺める。
一番近いのが【唐招提寺】&【薬師寺】のペア。
のどかな風景の中を進む。


密集する街に寺社がある京都とは
対照的な風景だよなあ。
 それともあれかな、
どこ掘っても遺跡が出るから
気安く開発できないなんて冗談もあながちうそじゃないんだろうか。



 そんなこんなで到着。【唐招提寺】。
あの有名な【鑑真和尚】のお寺。
日本に何度も渡航しようとしては失敗し、
最後は失明しながらも到達された方。
詳しくは以下をご参照のこと。
唐招提寺(Wikipedia)
鑑真(Wikipedia)

 軽くだけ眺めようかなと思ったが、
拝観料払わなければ入れない仕組み。
そして現在は一部の修復作業中らしい。
『うーん。』
自転車を止める場所もなさそうだしということでパス。
次へ。

 余談。
お寺正面の土産物屋、
仏像じゃなく埴輪を売っていたのにちょっとびっくり。
古墳から出てくるあれ。
写真撮っておけばよかった。

12:44 薬師寺



 これまた有名なお寺。
唐招提寺からはほんのわずか。
和尚さんのお話が面白いってお寺がここだったような記憶が
中学の修学旅行の記憶なので曖昧ですが。

 薬師寺といえば有名な東西の塔。
詳しくは下のWikipedia読んでね。
薬師寺(Wikipedia)


 もっと近くで見たかったけれど
これまた人多い、(僕のような)自転車止める場所が無い等々により
パス。
残念。

拝観料が結構するってのもごにょごにょ

13:00 お昼

 薬師寺(の外観)見学終了。
先ほど後回しになってしまった東大寺方面へ行きましょう。
と、その前に昼食。
いつもの定食屋さん。
名古屋の時も食べたあの系列店。

 ご飯、味噌汁、”地元!”マークが付いた明石タコの揚げ料理、
マカロニサラダ、こんな所。
もうちょっと食べたい気もしたが、あまり腹一杯になっても動けなくなるからなあ。

13:40 東へ



 奈良の中心街をひた走る。
かなりの渋滞。GW後半に入ったから人出多いなあ。
微妙に登る。昼下がり、暑い。

13:42 近鉄奈良駅



 近鉄線の駅。
後で出てくるけど、JRは寂しい駅。
関西、京阪地区なんかは私鉄の方が元気いいイメージあるねえ。



 駅前には待合いスポットとなる噴水、
そして誰かの像。
僧侶のようだけど誰だろ?
後で調べたところ、【行基上人】。
東大寺の建立に貢献した人物。
なるほどね。
行基(Wikipedia)

 その横には商店街。
多くの人でごった返している。
『ここ行けば自転車が・・・』
とはいえ、この人混みを突破する気になれず
パス。こればっかだな。

 東大寺方面へ坂を駆け上る。
なんか思った以上に坂多いね、奈良って。

13:49 奈良公園



 鹿。
そしてあふれる人。
煎餅片手に駆ける子供。
こんな街中で普通に鹿が放し飼いになっているってのは
結構違和感あるなあ。

 煎餅をあげて鹿に遊んでもらう人たちを眺めつつ
しばし休憩。
暑い。

13:50 興福寺



 どんなお寺かはこちらの説明をお読みください。
興福寺(Wikipedia)
えー、ここもパス。
人と暑さでだいぶ参っていたので。
どこに自転車止めていいものやらもわからなくて。

境内とれませんでしたので、鹿注意の標識でも。



13:56 東大寺



 溢れる人・車・バイク等々をすり抜けていく。
前方に小高い丘、そして建物。
たぶんここら辺が東大寺。
東大寺(Wikipedia)
 大仏見ておきたかったのだけど、
接近するだけで一苦労というかなんというかで。

 そういえばレンタサイクルを市で貸し出ししているようだけど
ちゃんと駐輪スペースも確保してるのかしら。
いい加減に止めるとお互いに大変よ。

14:22 JR奈良駅



 短い滞在時間でしたが、ここらでお別れ。また機会があれば。
一路京都へ。
途中駅までガラガラだったので座席に座っていると
寝落ちしかける。やばいやばい。
疲れてるんだなあ。


16:54 鴨川下り

 京都到着後、ブラブラし、最後は鴨川下りとなる。
僕の京都はこれが無ければ締まらない。


 サイクリングロードのように飛ばすことを目的とせず
ただ純粋に風景を楽しみながら進む。
ああ、鴨川があるってだけで羨ましい、京都の人。
鴨川名物均等カップルなど眺め下流へ。



 菜の花が咲く水辺。
きれいだ。

17:30 帰宅

 あがるタイミングが見つからず、結局七条まで走り川とお別れ。
五条へ一端戻った後、写真数枚とって京都駅へ。


 時刻は17時過ぎ。
普段ならもう少しうろちょろするところですが
仕事がお待ちかねという諸事情もありますので離脱。
なんか今回は京都にホント縁薄い旅だったなあ
おみやげもあまり物色できなかったし。
あーあ。
でも、名古屋にも売ってるのね、生八つ橋ってのは。

今日の走行距離:130キロ

今日のご飯
朝:チキン南蛮弁当
昼:ご飯、味噌汁、明石タコの揚げ料理、マカロニサラダ



Chapter2-4に続く

Chapter2-2に戻る
「北陸横断自転車旅行」に戻る
「お出かけ日記」に戻る

© 2013 hits All Rights Reserved.