甲州街道自転車旅行 第5部 甲州街道補完計画(日本橋〜八王子編)
Chapter5.東京都中央区日本橋〜東京都八王子市編
2013/03/02 09:10〜12:20

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はじめに
かつての旅シリーズを見返して気になった。
甲州街道シリーズの日本橋から編の不足具合を。
ならば走ってこよう。
こうして数年ぶりにシリーズの補完を行うこととなりました。
■ルート
旅の始まりお江戸日本橋をスタートし、
あとは基本国道20号線に沿って
東京の西の玄関口ともいえるJR八王子駅を目指します。
ほとんど道なりなので迷子になる心配はありませんが
交通量についてが気になります。
■荷物
日帰り計画なので特になし。
ヘルメットにグローブ、着の身着のままです。
あ、マスクを忘れずに
では、始めましょう。
2013/03/02 09:10 日本橋

この地に再び立って、また目指す日が来ようとは。
人生色々。
さて、今日は東京の西、八王子を目指します。
季節はそろそろ春。やや暖かい気温はいいのですが
とかく風が強い。大丈夫かなあ、今日・・・。

日本橋、バックで流れるパスタ(?)などのCM曲がやたらと響く。
風情無いなあ。
09:26 20号線

日本橋からすぐの辺りでは明確に”20号線”を示すモノが見つからず
しばらく国道1号線を行くこととなる。
皇居沿いをぐるっと回り込んで約3km。
初めて看板らしきモノと出会う。

ではここから仕切り直しで。
ちなみにこの場所は桜田門。
つまり、警視庁の真ん前というある種、絶好のロケーションだったりするんだな
これが(笑)。

その後もしばしの間、お堀沿い。
今日もジョギングランナーが多い。
皇居周辺はホント、ジョギングの場となったなあ。

半蔵門前、ここで左折、新宿通りに入ります。
さあ、いよいよ西へ向かいます。
09:39 四ッ谷駅

まっすぐ行けばあっという間に四ッ谷駅。
ここから進行方向右に行けば秋葉原、そして上野浅草へ。
今日は行きませんけどね(笑)。
09:45 新宿御苑

新宿に至る。
ここで国道20号線は新宿御苑の下を抜ける。
渋滞回避のため、なんですかねえ。
自転車は通行止め、回り込むこととなる。

まあ、たいした迂回路でも無いからいいんですが。
そして車と再び合流すると、遂にあの駅が登場する。

09:53 JR新宿駅

まさに超巨大駅。
2011年度の1日辺りの平均乗車客数が734,154人。
2位以下に大きく差をつけるまさにモンスターな駅。
その広さ、複雑さ、人の多さには初めて上京したとき恐れを抱くほど、だったなあ。
参考:乗車人数(JR東日本)
そんなJR新宿駅の南口正面はまた工事中。
どこまで進化するのやら、この駅は。

09:56 空が無い

新宿駅の南口前を通り過ぎてすぐ、初台の辺りから始まるのがこの風景。
上を走る首都高に空を遮られた風景が延々と続く。
正直なところ、この辺りは走っていて楽しいとは思えない場所の一つ。
封じられた空と共にこの辺りのもう一つの難点が路上駐車の多さ。
とにかく至る所、道の端に車が止まっている。
商店はあるが駐車場が無いなどの事情があるのかもしれないが
これが非常に走りにくさを増す。
特に交通量の多い時間帯は渋滞の原因ともなる。
諦めて、ただ淡々と先を目指し進む。
10:20 高井戸

国道20号線の上を走る首都高は高井戸の辺りでややそれ、
中央道となってこの先、並行するようにして走る事になる。
これにより久々に空が帰ってくる。
ああ、やはりこの開放感はいい。
10:35 仙川周辺

初めての”坂”。
と言っても下りなので楽なの、この上ないが(笑)。
なお、語るまでも無いが交通量は多い。
よって調子に乗って車道を走ると危険なので注意、注意。
11:00 味の素スタジアム

サッカーJリーグ、FC東京の本拠地。
本来の名称は東京スタジアムだけど、
もう味の素の名前が印象強いよなあ。
2003年からだともう10年かぁ。
さもありなん。

そんな味の素スタジアムの近くには東京オリンピックの際、
マラソンの折り返し地点となったことを示す案内板があります。
そういえば今、東京にオリンピック招致の活動してますねえ。
どうなるんでしょ。
11:20 府中駅

ここまで至る道も車多かった、恐かった・・・。
ただただ一生懸命走ったなあ・・・。
閑話休題。
東京の西、多摩地区の一つ、府中市の中心地に位置するこの駅。
駅前の並木道が綺麗だが、車の多さが玉に瑕。
11:28 分岐点

府中駅を出て少し、鎌倉街道とぶつかる辺りから歩道がぎゅっと狭くなる。
人がすれ違うのもやっとなぐらい。
基本車道を行くことになるとはいえ、トラックがガンガン走るこの道
なかなかに恐いものがある。
かといって歩道の通行もまた・・・。
ここらも泣かせるポイントの一つ。
さて、この道の途中、国立の辺りから日野バイパスに至る道が
現在は国道20号線となっている。
20号線の旅となればそちらを行くべきであろうが
当時のこと、および通称名である甲州街道に敬意を払い、
僕はこのまま立川方面へと向かう。

立川市にて左折、都道256号線へと入る。
11:46 日野橋

写真で伝わらぬこの風の強さ、悔しい(笑)。
多摩川にかかる橋、ここまでごみごみとした風景の中にあったので
この感じ、実に落ち着く。
風が強いけど・・・。

その先で多摩都市モノレールと遭遇。
その名もずばり「甲州街道駅」。
冬の季節、ダイヤモンド富士が見られる場所としても知られる。
駅を経て、そのまままっすぐ日野駅へ。
いよいよの難所が待ちます。
11:57 日野坂

日野に対して八王子は高台に位置し、
つまりはなんらか坂道を登ることになる。
そのうちの一つ、JR日野駅の横を抜けるのが、この坂。
めちゃくちゃ急な坂ではないにせよ、それなりにだらーっと続く坂は
なかなかに体力を消耗する。
ちなみにこの坂、まっすぐの先、
左折後もしばし登りが続く。
初めて登った際に、やった!と気を抜いてしまい
その先でえらい目に遭った。ご注意あれ。

登り切れば平地が続く。
あとは行くのみ
12:07 八王子市

日野坂から数km。ようやく登場、今回の目的の街、八王子。
やっとかぁ。
ここまでの苦労を思い、一息。
まあ、まだ距離はあるのだが。
しかしいつ見てもどっかの百貨店のようなマークだなあ・・・。
12:20 八王子駅

20号線は大月、山梨方面へと伸びるが今回はあくまで八王子がゴール。
駅へと向かう。

遠目からでもわかるあのフォルムが見えてくれば任務完了。
ゴール。
お疲れ様でした!
まとめ
総距離:約45km
実走行時間:2時間35分
平均速度:16.7km/h
うーん、今回は風に泣かされた。
途中、何度もやめようかと思うような風、強風祭り。
なんでそんな日に走行設定しちゃったかなあ・・・
風で飛ばされかけたもの。
まあ、いまさら嘆いても仕方ないですが(笑)。
よって速度についてはもっと早く行けると思います。
■ルート
国道20号線をひた走るだけ。
定期的に出てくる案内板を見ていればまず迷いようもありません。
エスカレーターで目的地まで運ばれるようなもの。
まあ、途中で日野バイパスルートか都道ルーとかの選択肢はありますが(笑)。
交通量はこれまでの国道20号線ルートの伝統通り、泣かされます。
前半は新宿辺りまででしょうか。
新宿の人の多さにめげ、そして初台辺りからの道、路上駐車に泣かされ
調布/府中辺りの交通量に・・・(´;ω;`)。
どうしても20号をという人はくれぐれも安全運転で。
■荷物
特になし。都心部を走るので補給も簡単。
それはメリットだね(笑)。
■まとめ
これで懸案だった20号線シリーズに一つのめどが
いやはや、やれやれでしたわ・・・。
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