日光街道自転車旅行 第4部 完結編

Chapter4-2.栃木県宇都宮市(JR宇都宮駅)〜栃木県日光市(東武日光駅)編
2007/11/23 11:29〜14:24




Chapter4-1に戻る
「日光街道自転車旅行トップページ」に戻る
「お出かけ日記」に戻る

11:29 セーフ

 宇都宮駅とお別れし、再び日光へ。
とある交差点にさしかかり、山が見えるからそっちに行けばいいんだよねと進むが、
何となく嫌な予感がするので再確認。
・・・あぶねー、また道を間違えるところだったよ。
危ないところだった。

 というわけで再び119号線。
先はまだまだ。
交通量多くなってきたなあ。



11:40 並木道



 しばらくは街中の広い道路が続く。
なんだか懐かしい感じがするのはなぜだろう。全く初めての場所なのに。

 そうこうしているうちに残り32キロ付近から始まるのが、この並木道。
道路を挟み込むように両端に広がる木々。
雰囲気あっていい感じだね。

 ちなみにこの木々の道、両サイドに歩道がある。
交通量はかなり多めなので、のんびり行きたいならば
そっちを行く方が楽。


ただしこういった歩道の宿命として、アップダウンがなんどかあるのだけどね・・・。

 時間はお昼時と言うことで、途中にあったセブンイレブンでおにぎり補充。
この先まだまだ長いから、ちゃんと補給しておかないと。

12:16 紅葉



 並木道−ちょっと途切れる−また並木道という感じに何度か続いたが
これも終わりのようで両側が開けてくる。
ふと見渡せば紅葉の真っ最中。
いいねえ、このコントラスト。
車に気をつけつつ眺めて進む。

 なかなかいい紅葉風景に撮影しようかなあとポイント探すが、
街道からはどうも微妙。
建物が入ったりしちゃうし、
そして、この辺りはやけに街道沿いにお墓が多い。
さすがにお墓を撮影するのは悪いかなあと思い、それもあってなかなかポジション定まらない。
いい光景なのに。

12:38 日光市



 再び登場してきた並木血道を進と現れる看板。
日光市の文字。
やっと会えたねえ。
ゴールはまだまだ先だけど・・・。




 しかしこの並木道、風情はいいんだけど、交通量がなあ。
この大型トラックにはかなり危険を感じたよ・・・。



 案内看板に「中禅寺湖」の文字が登場。
寒かったなあ、あそこは。
※ 2006/12の中禅寺湖


 実のところ、今回はいろは坂も登っちゃったりして、
なんてのんきなことを考えてましたが、あれは完全にアレ用の体制でなければ無理です。
体力持ちません。
でもあの風景はもう一度見たいなあ。

12:47 山



 再び開けた場所に。
久々見かけたコンビニ。
 眼前の山々が午前中に見た頃に比べると
だいぶ大きくなってきた。
いよいよだなあ、少し興奮。

12:51 杉並木



 またもや並木道。今度は杉並木。
ここが実によかった。
思わず感嘆の声をあげてしまったぐらい。
うまくいい表せないのが悔しいが、
この雰囲気が実にいい。
花粉症の人にとっては
悪夢の場所に見えるだろうけど(笑)。

 数キロにわたって続く道、
幾度となく立ち止まっては風景を眺める。
幸せな時間。

13:09 カウントダウン



 看板が指し示す距離は残り10キロ。あと一息。
このまま行けば14時には着けそうだ。
予想よりはだいぶ早い。
もしかしたら夕暮れ時にあの大月への道の様ななことになるかと
スタート前はドキドキしてたので結構嬉しい。
せっせと日々自転車に乗って鍛えたかいが多少はあったのかな(笑)。



 ただ、日光周辺はもっと”山の中”なのかと思っていたので
意外とだなあと拍子抜けしたのも確か。
登山道という感じも無かったからねえ。
ただ、車のディーラー店がやたらとあるのはなんでだろ?



 ああ形が面白いなあと思った歩道橋なのに
全景取り忘れた。
13:22 街



 眼前に広がる街並み。
あれ?こんなに開けた場所があるの?
本気で想定外。かなり面食らう。
いや、まさかで、ホント。


13:37 残り表記



 ここから距離表記が中禅寺湖となる。
もう日光まで後数キロだったはずなのに、20kmオーバー!?
疲れもあってか、一瞬残り距離が3倍になったのかと目の前がくらくら。



 最後の数kmでようやく山道っぽい雰囲気に。
ただあくまで雰囲気程度、それほどきつくはない。
もっとも個々までで60kmぐらい走っているので
それなりに疲れるけどね(笑)。
泣き言を言っても始まらないので、必死にこぎ続ける。

13:45 山



 線路沿いに見える山。
ますます大きくなる。
あー、去年いろは坂で見た山の風景っぽいなあ。
懐かしい。
やっぱり登ろうかなあ、もう一度。
あの坂。

13:48 JR日光駅



 メーター的にはそろそろ。
もうちょっと、あとちょっとを呪文のように唱えつつ見れば
右手にJR日光駅。


へー、こんな場所だったのか。
前回のいろは坂では東武線を使用したのでJRは知らないのよね。
なんにせよ、これが現れたって事はもうゴールだ。
最後の鞭入れ。

赤々紅葉に見送られ。



13:49 東武日光駅



 到着−、東武日光駅。
懐かしいなあ、この三角の屋根。
いやー、無事ついて良かった。
お疲れ様でした。

13:58 観光

 思いの外早い時間に着いたし、
せっかくだから付近を観光したいなあと日光東照宮方面へと向かう。
前回はそのままいろは坂、山登りに出かけ
帰りは夕暮れ、とっとと帰ったので日光の町並みはあんまり見てないんだよね。

 わくわくしながら行くものの、かなりの観光客。
さすがは観光名所、今回もダメだわ・・・。
いつになったら見られるんだろ、東照宮。
断念地点付近。



14:24 帰京

 観光諦め、東京まで戻るのも時間がかかるし、早めに帰りましょうと
帰りの電車を確認すると、スペーシアという特急が来るタイミングだった。
特急なので運賃はちょっと高いけれど、座れるし早いしでいいかなあと決定。
途中でギアの調子が悪くなったので
帰りに自転車店にも寄りたかったのでね。
しかしいつもながらに現地ついたら戻るの早いよなあ、僕
今回も30分ぐらいしかいなかったよ・・・。

 さて、そのスペーシア、最後尾座席の後ろのスペースに自転車を置き
僕はのんびり座って帰ろうと思ったのに
座席に付いたでっぱりが邪魔で自転車がおけない。
『なんてこった。』
さすがに通路に置いておくわけにもいかず、
デッキで自転車と2時間立ちっぱなし。
なんか理不尽。
しくしく。

まとめ

 少々道が細く、その割に交通量がという場所もあるが
概ねは走りやすい感じじゃないでしょうか、国道4号線。
日光の駅から先は山道峠道も始まるけれど、ここまではほとんど平地の感だからねえ。

 面白さ、日光に入ってからという感じ。
特にあの杉並木は一見の価値ありだと思うなあ。
ただし、杉花粉の季節には注意が必要だけどね(笑)。

Chapter4-1に戻る
「日光街道自転車旅行トップページ」に戻る
「お出かけ日記」に戻る

© 2013 hits All Rights Reserved.