四国一周自転車旅行Part2 延々と海岸線編

Chapter3-3.高知県高知市〜高知県安芸市編
2015/04/24 14:35〜17:54


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14:35 高知市



 珍しく橋の途中で別の市。
到着は高知市。
名は知っていても、人生の中で訪れることは無いだろうなあ
そんなことを以前は思っていた場所に来る。
ああ、やっぱり旅はいいものだねえ。

 

 そんな高知市に入ったところで56号とはお別れ。
36号線へと進むため、右折。
そう、桂浜へと向かうのだ。

 36号線は再び片側一車線の道へ。
狭く、車も多いので慎重に。
目指す地点は13km先。
まだまだあるなあ・・・。



 軽いアップダウンの後、清掃工場のある交差点を右折、
まっすぐ進んで今度は14号線。


目まぐるしく変わった後に、海へと至る。
土佐湾。
ここを左折であとは桂浜まで一直線!だったんだけど
これも長かったのよねえ・・・。

 余談ながら右は海、そして左は墓地。
海に向かって建つお墓が多かったが
高知の風習なのかなあ?



今思えば食べておけばよかったアイスクリン。



 浜までは2km。
そして今回のボス、室戸岬。
80km弱かぁ。

15:31 登り



 ええ、事前のリサーチ不足が悪いのです。
てっきり浜までは単なる一直線という思い込みでした。
なんですか、この直前で現れた登り道は。

ここを登ってさらに登り、くねっと下った先に桂浜。
なんちゅう地形だ。
なお、その桂浜は行き止まりになっているので、
くねっとの部分をまた登らないと帰れない。
罰ゲーム?
あまりにしんどくて写真撮りそびれた・・・。

 まあそんなこんなで桂浜。
駐車場を通らないと浜には行けないようで
自転車どうしようと思いつつ、おっちゃんに聞いたら
そこら辺にとめとけとのこと。
了解。






 さて、桂浜に来た目的は一つ、
ってどこだー、あったー!
坂本龍馬像。
ここだけは、これだけは目にしておきたかったからねえ。
しかし、でかいわ。

しばらく眺めつつ休憩し、先を急ぐこととする。

16:07 浦戸大橋

 桂浜から高知駅方面に戻るルートは2つあって
一つが渡し船、もう一つが浦戸大橋を渡る。
前者は時間が限られているのでパス。
後者は高いところを通る橋とあるが、
まあ自転車ならスグだろうと思ったのだが、だが
ここを通れと。



 人一人が通るのが精一杯の幅。
ご丁寧に「車道に降りないでください」の注意文句。
そして降りる気にもなれない交通量。
ええ、ずーっと自転車を押し歩きして渡りましたよ。
前から人が来ること無いように祈りながら。
まさかこんなトラップが用意されているとは。
さすがは高知県、あなどれん。



確かに高かった。



 ようやく渡りきってやれやれと自転車にまたがる。
ここからは一直線14号線をひた走る。
夕暮れまではもう少しあるので、明日の為に少しでも稼ぐ算段。

 この道、黒潮ラインというらしいのだが
海沿いの道ではあれど、ほとんど海は見えず
田畑を眺めつつ、まっすぐひたすら走る事になる。
補給箇所はあまりなし。
まあさほど長いわけでもないのでなんとかなるか。

 それより困ったのは単調さと疲れからの眠さ。
ちょうど危ない時間、走行距離だったのよねえ、この辺(笑)。

17:02 高知龍馬空港



 いやあ、高知県は坂本龍馬押しが凄いんだが
空港の名前も凄いよなあ(笑)。



この空港のあるところで右折し、さらにと進む。
看板にある赤岡まで行くと線路にぶつかる。
ここで止めようかと思ったが、もう少し勝負可能かなあ。

17:18 55号線



 先ほどまでが56号線で次は55号線。
室戸岬まで至る道が次の主戦場。
ここをひた走る。
片側2車線の広い道路。
これならしばらく行けそうだなあ。
安芸市まで19km。
そこを本日の終着地点と定め、ひたすらに進む。

 ちなみに右を走る高架が土佐くろしお鉄道。
立派な高架にちとびびる。



 道は途中から片側一車線に戻り、
そして海沿いお馴染みのアップダウンになる。
足もソロソロ売り切れ状態で少々手こずるが、まあ基本走りやすい道。
というか、あんまりのんびりしてると日が暮れるからねえ。
急がねば。



 補給はこんな感じで時々コンビニ。
不安があれば是非にどうぞ。

17:54 安芸市



 夕暮れ前に到着、安芸市。
僕などは阪神タイガースのキャンプ地としてよく覚えているので
それらしいものが多いのかと思ったが
あれ?全然だ。

 ちなみにこの安芸市。
そのキャンプ地がらみで宿泊地も多いだろう。
そんな思いで当初は計画をしていたこともあったのだが
思いの外、宿泊地がない。
というか、殆ど無い。
なんか意外だわ・・・



 軽く一山どっこいしょと登った後、市街地そして無事駅へと至る。
あー、やれやれ。
お疲れ様でした。



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