四国一周自転車旅行Part2 延々と海岸線編

Chapter3-2.高知県高岡郡四万十町〜高知県土佐市編
2015/04/24 11:02〜13:35


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4/23 20:30 東京駅

 いきなりですが、話は前日から始まる。

 前回の終了地点、窪川よりのスタートとなる今回の旅。
高知県の西側、窪川までは東京駅から約8時間。
朝一に東京駅を出発しても到着は15時頃。
長時間の移動と現地到着がかなり遅い、
これが今回の悩みの一つであった。

 前者は耐えるしか無いとして
後者は移動で一日がほぼほぼ終わることに
実にもったいないなあという思いが一つと
それに伴いその日はあまり距離が稼げないため
宿泊地を何処に使用かってのが実に悩みであった。

 60km、頑張れば高知市内へ入れるけれど
土地勘のない所で夜間走行はしたくないからな・・・。
などとと思い諦めていたのだが、出発前夜、突如としてひらめいた。
前日入りすりゃあいいじゃないの、と。
というか、最初に気がつけよって話だよね、これ(笑)。

 幸い荷物はほとんど準備済みだったため、
帰宅と同時に荷物を抱えて再出撃、
新幹線20:30に飛び乗って岡山24時着。
我ながら無茶したもんだ。
まあ、おかげで夕飯などが大変だったのですが・・・。

11:02 JR窪川駅



 岡山7時発の電車に乗り、四国山中を貫いて高知、
そして乗り換えて窪川に到着。
当初予定からは4時間ほど稼いだ訳か。
さあ、その分を頑張りますか。



 駅前道路から左折し56号線へ、
今日はしばらくこの道路を進むことになる。
気温は21度、ちと暑い感じか。



 初っぱなからホンの少し登ってトンネル。
ここは短くて歩道もあるから安心。


そのまましばらくは片側一車線の田舎道を進む。
実にのどかだねえ。

 前回、残り距離測定に利用していた道の駅付近にあるローソンにて
お昼ご飯などを補給。
ちなみにここのローソンって看板が見慣れた水色で無く
藍色なのよねえ。なぜだろう?



 しばらくは同じような片側一車線の道をひたすらに進む。
高知まで58km。夕方ぐらいかなあ、というところ。
交通量はそこそこ。
それよりも気になったのはお遍路さんの数。
前回、3月の時はシーズン前だったのか
それともお遍路道から外れていたのか
片手で数えるほどしか見かけなかったが
今回はお遍路メインルートを進んでいることもあって
やたらと歩きお遍路さんを見かける。

 話には聞いていたが、四国八十八カ所巡りお遍路って
思った以上に挑む人多いんだなあ・・・。

11:56 七子峠



 少々登っていくなあと進んでいたら、看板に七子峠とある。
あ、峠道だったのか。
峠の茶店で遥か遠くに海を見る。
遠いか(笑)。



 そしてここからはながーーーーーい下りに入る。
しばらくペダルを漕がずにすむ。
が、歩道も無い道で下りを車が飛ばしてくるから要注意。


そんなに長いものは無かったけれど、
トンネルもいくつかあり、いずれも狭い路肩だけだから
十分ご注意を。

 しかし、この道をせっせと上ってくるお遍路さん達
(お遍路の正しい順番通りだとここを登ることになる)
一歩一歩踏みしめ登る姿を見ると、尊敬の念を抱きます。



 しばらく下って降り立った所にローソン。
これがさっき取り忘れた濃い色の看板。
観光地条例なのかなあ。

12:21 登り坂



 先ほどの峠下り道。
『ああ、こんな楽していいのかなあ。』なんて思ってたんですよ。
あまりに楽で長い下り坂に。
そうしたらまあ人生旨く出来ている物で
次は登りがやって来ましたとさ。
”焼坂”、ああ坂なら峠ほどはきつくもなく・・・と思ったが
正式名称は焼坂峠な様で、そこそこ登るハメに。
ううう、しんどい。


そしてとどめには長いトンネルが待つ。
歩道も無いから恐いわ!



 トンネルを抜けたところで須崎市入り。
現在時間が12:36。スタートから1時間半ほどが経過。
当初想定の15時スタートであれば16時半頃、夕暮れが近づく山の中。
危ないし不安だったろうなあ、スタートを早めて大正解。



 さて、その先はやや登ったり下ったりしながら海沿いを眺めて進む。
海沿いは平坦で楽。そう思っていた頃が僕にもありました・・・が
今は慣れたよ、アップダウンにも。



 ああ、ちなみに幾つかトンネルがあるのですが、
歩道はない所ばかりです。
辛いわー。

12:55 須崎中



 やや人の多い場所まで来る。
当初想定の15時スタートだった場合、
ここら辺までかなあと思っていたのよね。
その時は宿が取れなかったけど・・・。



 そんな56号線沿いにふと見れば、ご当地ソング
って織田哲郎!?
後で調べて見たところ、高知県に縁があってとのことらしいのだが
驚いた。

 さて、この先の道はこのまま56号線を進むルートと
494号線で線路沿いに進んでいくルートがある。
後者は所々で駅へと行き着くことが出来るから
中断もしやすいなあと有力候補に考えていた。
ただ、ちょっと山を抜けていくところなど
夜間には向かない感もあり、不安視もしていた道でもあった。

 今回はまだ日も高いので
一気にメインルートを行こうと言うことで
56号線を通ることにした。
そして後日、ネットで見てみると
あれは夜間走ってたらアウトだったわ・・・。



 と、まあ、そんなわけで56号線。
トンネルを幾つか抜け、町並みを抜けると
再び郊外の道へと戻る。
山のちと色が変わっている部分、
なんだか普段は見慣れぬ光景だなあ。



 そして一山見事に越える。
こっちはこっちで夜間走りたくなかったなあ・・・。
名古屋!?

13:35 土佐市



 トンネルを抜けると次は土佐市。


しばらく進むと人家が増えてきたなあと一息着けたのに
またこんな所を走る。
いやあ、なかなか気が抜けない。
というか、恐い。



 もうちょっとなんかいい名前無かったのかと。

 

 そんなこんなで30分ほど走ってくると
いきなり道が開けてくる。
あまりの変わりようにちと驚きも、あれ?。
そして大きな橋の途中で。

続く。


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