東海道自転車旅行 第1部(東京〜静岡編)

Chapter1-1.はじめに

Chapter1-2に続く

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事の発端

 日頃の運動不足解消の目的もあり、折りたたみを自転車買ってみた。
18インチというタイヤサイズではあるが、スポーツタイプなだけあって
なかなか良く走る。

 GWに合わせて自宅に持ち帰り、
近所で乗るのもいいなあと考えていたのだが
どうせならこれに乗って静岡まで帰ってみようよ
そんなふとした思いつきから計画は実行されるのでした。

【最初に】

 ネットで先例を検索したけれど、あまり参考になる情報が見つからない。
正確に言えば、自転車走破の記事自体はあるけれど、

・長距離遠征用自転車を使ったツーリングプロ
 →自転車が違う、体力が違う。
  お話にならないわけで、僕が。
 
・折り畳み自転車で走破
 →折り畳みの場合、その特性を生かし
  日を改めて実施している人が多く、
  僕のように連続日程が見つからない。

・不眠不休で愛知まで行く体育系学生
 →負けました。

 結局の所、これまでの自分の自転車ライフを参考にぶっつけ本番で実施。
細かいルート情報とか欲しかったのですが、
無い物は仕方ないです。


【ルートと日程】

 旅の始まりはやはりお江戸日本橋
目的地はJR静岡駅。この間、おおよそ約200km。
 そして自分のスペック、過去の経験からすると
1日の走行可能距離は100km。
10km/hののんびり速度で10時間。
これなら行ける。
それぐらいのペースならば、膝などへの負担も少ないだろうから。
となると、2日間の分割が現実的なラインとなる。

 ではどう分割するか?
実のところ、東海道はある意味非常に分割しやすいのだ。
それは箱根。
この最大の難所を疲れ切った体で挑むのは自殺行為。
一番体力のある状態で挑みたい。
となれば、箱根を区切り目にするのがいいだろう。

 そしてまたうまく出来ていることに
小田原までが90km程度
つまり僕のスペック上、ちょうどいい1日の走行距離にあるのだ。
というわけで、1日目は東京〜小田原、2日目に小田原〜静岡
の分割が決定した。

 ルートは東海道自転車旅行の名の通り、基本的に国道1号線を行く。
主要幹線道路沿いならば迷うことも無いだろうし
店も多く、困ったときになんとかなりそうだったので。

【宿泊】

 さて全行程を2日間にしたということは、
どこかで1泊しなければならない。
野宿?無理無理。
旅の強者達は簡易テントなどを持ち歩きキャンプ場などに泊まるらしいが
臆病者の極地にいる僕にはそんな事出来ない。
恐らく一睡も出来ず、ボロボロの状態になるだけであろう。
そういうわけで、適度にホテルを探す。

 豊富な予算でもあれば箱根で温泉&おいしい食事ってのも可能なんでしょうが
無い袖は振れません(´;ω;`)。
探すのはビジネスホテル。
が、適したモノが小田原に無く、平塚泊に。 まあ、寝られればなんでもいいです・・・。

装備

 何を持っていけばいいんでしょうかねえ。
ただ自転車で走るって以上、それを持って移動することになるため
「必要最低限」って事にしなきゃなりません。

・着替え
・自転車の工具
・写真撮影のデジカメ ・地図
お金
こんなところかなー。

まとめ

これらをまとめた計画書が以下の通り

東海道自転車旅行 第1部(東京〜静岡編)計画書


■スケジュール 【1日目 5/2】
●走行区間
東京都中央区 日本橋〜神奈川県小田原市 JR小田原駅

●時間
朝8:00頃出立、夕方18:00頃到着予定

到着後、平塚までJR東海道線にて戻り一泊


【2日目 5/3】
●走行区間
神奈川県小田原市 JR小田原駅〜静岡県静岡市 JR静岡駅

●時間
朝7:00頃出立、夕方18:00頃到着予定
(箱根越えで時間がかかる、
 また行楽の車の影響があるかもしれないため
 早めの日程を組む。)
■装備 ●衣服関係
・帽子(ごく普通のスポーツタイプ)
・サングラス(あまり濃いめの物は好きではないので薄目の物)
・ジャケット(多少寒いかも)
・Yシャツ(長袖)
・Tシャツ(汗を吸うためにも必須)×1
・下着×1
・ズボン(コットンパンツ)
・ジョギングシューズ(はき慣れたもの)
・寝間着代わりのスウェットズボン
・雨具

その他
・リュック(手放し運転できないため、背中に背負う、ごく普通の物)

汗をかくからTシャツは1日2セット用意したかったけど
バックに入らなかった。
寝間着についてはホテルに浴衣があるし荷物になるしと
悩んだけれど風邪引きそうだったから積み込み。

行楽の際にはほとんど雨の降ることは無い僕ですが、
念のための雨具、頭からかぶるだけってタイプ。
DIYショップで300円。
まあ、多少しのげればいいかなあと
真冬とは違って濡れてもそこまで寒くは成らないかなあと。


●自転車関係

・自転車
・フロントバック
・輪行袋
・ワイヤー錠
・サイクルコンピュータ
・ライト
・携帯空気入れ
・パンク修理キット
・替えチューブ1式
・自転車修理ハンドブック
・工具(10徳ナイフみたいなもの)
・テールランプ
・グローブ

 パンク修理キットとか持っていったけど直せません。
せいぜい空気入れるぐらいで。
ハンドブック片手に根性で何とかするつもりです。

 替えのチューブは万が一用。
長距離ツーリングの時は
持っていた方が便利らしいです。
前後輪合わせて2ついるかなーと思ったけど
一つで十分だよとお店の人。

 輪講袋ってのは自転車をしまう大きな袋。
電車の移動やホテルで使います。
ちなみにあっという間にボロボロになってきたけど
そんなもんなの?

 前述したとおり夜間走行は避けるつもりなので
ライトはいらない(ようにしたいですが、)まあそうもいかないので。

 サイクルコンピュータってのは走行速度、距離等を記録してくれるもの。
有線・無線、機能別とピンからキリまでありますが、僕のは一番安いもの。
自転車前輪部分に磁石を取りつけ、
センサーが1周してくるまでの時間で
距離と速度を出す、そんな感じ。
こんなのいらないよーと最初は思ってたけど
着けると今の走行ペースがつかめるのでかなりいいです。

 フロントバックはハンドル部分につける小さめの鞄。
頻繁に使うような物はここに入れておくと便利。
これまた悩んだけど背中のリュックだけでは荷物が入りそうもなかったので
購入。ちょっとご予算高かった。


●その他
・地図(ツーリングマップル 関東甲信越版)
・フェイスタオル×2
・GAME BOY ADVANCE SP
・デジカメ、替え電池1、メモリーカード
・携帯電話、めがね、洗面用具等々

ツーリングマップルは本来はオートバイ向けのツーリング用地図。
自転車にも利用できるって言うので採用。
東京・神奈川・静岡 一都二県三冊の地図を持っていくわけにもいかないので。
ちなみに今回のルートの場合中部版でもOKだったりします。
(関東甲信越版は東北の一部まで掲載、
 中部版は西は大阪、東は東京辺りまで掲載)
 

そして挑戦が始まります。


Chapter1-2に続く

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