東海道自転車旅行 第5部(おまけ1 京都市内巡り2006GW編)

Chapter5-1.京都駅前〜東寺付近編
2006/05/02 05:30〜10:05

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 無事終わった東海道シリーズ&国道1号線の旅。
それを祝して京都観光としゃれ込みましょう。
いつもは徒歩で巡るこの街を今日は自転車で。

2006/05/02 05:30 起床

 おはようございます。
朝一からぐるぐる回ろうと思っていたので、今日も早いです。
昨日まであれだけ走ったってのに
自分の元気さに驚くわ。

06:30 空模様

 朝食すませて準備万端。
さてそろそろ行きますかと思いテレビを見れば雨マーク。
窓の外を見れば道路がうっすら濡れている。
『マジか!』
雨中特攻も考えたが、少し待機してみれば
しばらくで雨もやんだ、やれやれ、さて行きますか。

07:53 京都駅


 まずは京都駅。
いつ見ても変わったデザインだ。
中は空洞になっており、両側に階段・エスカレーター。
(■撮影:2002/12/15)


 向かって右側は階段が屋上まで登れ、京都市内を見渡すことが出来る。
できるんだけど、転落防止等々のアクリル板があり、
あんまり綺麗じゃないんだよねえ。

07:57 東本願寺


 僕の旅はいつもここから始まる。
京都駅すぐ、東本願寺。
江戸時代に徳川家康の命を受けて作られたお寺。
現在、親鸞聖人の七百五十回御遠忌に合わせ御影堂を改修中。
隣の阿弥陀堂が参拝可能なので、こちらへと足を向けることに。


 阿弥陀堂内。
広い畳に腰を落ち着け、仏像を眺める。
非常にゆったりとした気持ちにさせてくれる、この時間がとても好き。
子供の頃は仏像なんてと思っていたけど
最近は何となくその面白さが分かるようになった気がするんだよねえ。
年取った証拠(笑)?

 個人的にはあまりに金ピカしすぎているのは好きじゃないけれど、
仏間の作り、これについてはいいと思えるんだよなあ。

08:10 目的地選定

 今回のルートとして決めているのは
最初の東本願寺と最後の清水寺だけ。
あとは適当に足の向くまま気の向くまま
まあ強いて言えば、かつて徒歩で挑んで苦労した
金閣寺−銀閣寺間の市内横断をやりたいなあぐらいかなあ。

 とりあえず思いついたのが「伏見」。
では参りましょうか。


七条から眺める鴨川、どんな1日になるのかなあ。
曇っているけど・・・。

 伏見へと至る道は京都市内へ向かう車の一方通行。
よってそちらへ向かう僕は車と逆走し
非常に邪魔な存在に。
普段来るときは観光時間帯だから
通勤時間帯にこうなっているとは知らなかったなあ。
普通の生活が垣間見えて面白い。
非常に邪魔な存在だし、危ない状態にあるけれど、僕。

08:27 伏見稲荷


 全国の稲荷神社の総元締め。
駅すぐにあるこの大鳥居。いやー、懐かしい。

阿吽像として狐が飾られた門を通り本殿へ。


ところでこの本殿、いつぞや来たとき、
お賽銭箱の横あたりに油揚げが置いてあった記憶があるのだけど
その時以来何度か来たが、一度も見たことが無い。夢だったのかなあ・・・。
いつも幾たびに気になっている。


 本殿でお参りした後は、奥の院へ。
映画やドラマなどで有名な鳥居の道。
この鳥居、寄贈されるごとに作られるらしく
非常に最近の物もあれば、驚くほど昔のモノもある。
一つ一つ見て回るのが面白いんだよね。


 その鳥居を抜けると奥の院。
山を背に無数の鳥居というちょっと見たことの無い場所。
ほー、こんなのがあるんだねえ。
それにしても伏見稲荷は鳥居が多いなあ。


 そして横にあるのがこの「おもかる石」。
願いを念じつつ石を持ち、思ったより軽ければ叶うし
重ければまだまだ願いは叶わないというもの。
結果?内緒(笑)。


 ちなみにこの奥の院からは御山巡りが可能。
至る所に狐と鳥居がある風景はなかなか見物なんだけど
時間の都合もあり今回は割愛。
(一度は一周してみたいんだけどねー。)

09:13 東福寺

 伏見稲荷参りを終え、京都駅方面に舞い戻る。
その途中にあるのが東福寺へ。
境内すべてが紅葉に彩られる秋の寺。
特に有名なのが「通天橋」。

 その橋から見る紅葉は非常に美しい(らしい)。
いやー、季節のニュースなどで流れる絵を見ると分かるけど
人だらけでとてもとても行く気にはなれなくて(笑)。
ちなみに昔、冬、紅葉が終わった後の12月に撮った風景。
ここが真っ赤に染まっていると想像すると、綺麗だろうなあ。
うーん、やっぱり一度くらいは拝んでみたいかな。
(■撮影:2002/12/15)

橋を反対方向から↓。



 紅葉の季節以外に訪れたとしてもそれ以外にも色々と見所は。
特にこの国宝にもなっている「三門」。
大きさ・勇ましさ、しばし見惚れてしまうすばらしさ。
これは一度是非見て欲しいモノ。


 
 ちなみに全くの余談だけど
この様な寺社建築で僕が一番惹かれるのがこの反り。
格好いいんだよなあ。

09:49 西本願寺

 京都駅に戻り、ぶらぶらと、西本願寺方面へ。

普通の住宅地という所の一角、仏具店が連なる通りを抜けると、


大きな門がある、その正面が西本願寺。
この門、映画のセットか何か?というくらい
突然ぽつんとあるんだよなあ。



 ちなみに西本願寺も東本願寺同様、御影堂を修復中でした。
10:05 北へ



 もうちょっと下り、東寺など眺めながら
どうしようかなあとうろちょろ。

 そういえば西側にある有名所の一つ金閣寺。
ここに行ったときは
京都駅から交通機関を使っていったことを思い出す。
つまり、京都駅から歩いて行ったことの無い場所の一つになっている。
であれば、今回公共交通機関を使わず行くチャンスではないか
(自転車ではあるが)。
やりましょう。
というわけで、金閣寺へと向かう事とする。

いざ行け金閣寺。

続く。

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