東海道自転車旅行 第7部(おまけ3 小田原〜静岡 2013編)

Chapter7-2.神奈川県小田原〜神奈川県足柄下郡箱根町編
2013/05/03 07:14〜09:05

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2013/05/03 07:14 小田原駅


 自転車担いで到着。毎度おなじみ小田原駅。
今年のGW後半戦開始の日、朝から人も多い。
駅前のコンビニにもこれから山を登るであろう
自転車乗り、ランナーがちらほら。
しかし、箱根の山を自分の足で走って登るって化け物だよなあ・・・

コンビニの補給品は以下の通り。
・チョコ
・おにぎり×2
・梅系のお菓子

水は自宅から担いで来たのがあるので購入せず
後の食べ物類は途中でエネルギー切れになったときのための補給です。

それでは出発しましょう。

07:21 国道1号線

 小田原駅西口からトンネルを抜けて1号線に合流。
やや雲が多いが、まあ雨が降るほどでは無いかな。
一昨日にひどい目にあったので、どうも警戒してしまう(笑)。


 静岡までは約100km。
箱根の山さえ越えられればあとは楽なんだけどなあって、
まあそれが本日、最大の試練なんですが(笑)。


 国道1号線と合流したらあとは道沿いに。
基本は一本道なので迷いようがないけれど
箱根新道へ向かうため、車が左折していく箇所がある。
その道は自転車が通れないのでまっすぐ行けばいいのだが
左折する車が多いので、渡るタイミングに苦労する。
事前に右側に寄っておくか、慎重に渡ること。
注意ポイントの一つ。

07:38 箱根湯本駅

 川沿いの道を進めば、山に沿って見える白い建物。
おなじみの箱根湯本駅。
暢気に走ることができるのもこの辺りまで。
駅を過ぎれば本格的な山登り。
いよいよ戦闘開始。

 途中でギブアップせずに登り切れるかなあ。
今回はめちゃくちゃ不安なんだよなあ・・・。

■余談1

 見返していたら2005年にもほぼ同じ角度で撮っている。
好きなんだなあ、ここ(笑)。



上2005
下2013

■余談2

 まったくの余談ですが例の新世紀エヴァンゲリオン。
TV晩放送開始と同時に始まった漫画版。
ようやく終わるそうで。
長かったなあ・・・。

08:05 いよいよ


 本格的な山道です。
ずーっと登り。飽きるほどの登り。
全力を尽くしながら登る。
しかし山登り大好き自転車の中には1日で何度も登るのもいるらしい。
マジか・・・。

 まあ、早く登るのはそんな山マニアな人に任せるとして
僕のような素人自転車乗りは
とにかく登り切ることを目標に
適度に休憩を入れながら進みます。
(最も僕の場合、休憩ばかりですが・・・)

 基本的に休憩は広めの場所、後続をよける場所を選びます。
例えば右カーブ途中、コーナーの膨らんだところなど。
これは大型車両などをよけやすく、また見晴らしが利くので、
後続車両など見やすく、見つけられやすいので。

 疲れたからと左カーブ曲がってすぐなどでは
車など後続車両との事故に遭いかねないのでご注意を。

 なお(今回はGW初日ということもあるのか)
交通量はかなり多め、車がひっきりなしです。
その車は一般乗用車の他、路線バスやトラックなど大型車両も通ります。
特にバスは大きくカーブを曲がることがあるので
できれば先に行かせましょう。
安全第一です。


 第1目標、大平台まで2km。
平地の2kmなら5分ぐらいかもしれませんが
これが長いんだ、また・・・。

08:20 大平台



 登り続けの箱根の山。
その中で何カ所か、やや登りが緩やかになる場所があります。
その一つ目が大平台。
箱根駅伝の中継でもお馴染みの大カーブをぐっと曲がり
上り坂をぜえぜえと登ると現れます。

 温泉宿を眺めつつ一息、やれやれ。
しかし全体からすればまだまだ序盤の場所。
まだまだ続きます。
やれやれ。

08:25 宮ノ下

 大平台を抜けるとまた坂道が始まる。
全身の力を込めて進めば、後ろから車があっさり抜いていく。
ちぇっ。

 そんな車が前方で止まり出す。
なんだろ?と思いつつ追いつけば宮ノ下で渋滞中。

 ここ宮ノ下で強羅方面と三島方面へと道が分かれる。
そこで渋滞しているらしい。
ここまでの渋滞は見たこと無く
さすがはGW。


 さて宮ノ下。
2番目の平地地点のここでまた一息入れる。
なお、ここにはローソンがあるので
補給していくのもいいかも。

 そうそう、先も書いたとおり、ルートが分かれるため
この先、交通量はやや減少します。
ホッと一安心。

ただ、登りが相当きついのですが・・・。
疲れた僕はもう都度都度休む始末(笑)。

09:05 箱根小涌園


 箱根登山鉄道の踏切を越え、箱根彫刻の森美術館への分かれ道を過ぎる。
その辺りから人がちらほら。
この辺りがそう、小涌谷。そして箱根の有名温泉、箱根ホテル小涌園。


今年のGWはガリガリ君とコラボして
コーンポタージュの湯なんてのを出して話題になってましたねえ
箱根小涌園ユネッサンに「ガリガリ君コーンポタージュ風呂」 “コンポタソース”投入タイムも

・・・気持ちいいのか、それ。


 さすがはGW、駐車場は満杯。
こちとら汗だく。風呂でも入りたい気持ちを抑え
温泉客の好奇の目にさらされながらもがんばるのです。

 あ、そうそう。
小涌園の側にファミリーマートがあります。
ローソンで補給しなかった人はここで是非。
2005年にはなかった気がするんだよなあ、このファミマ。

 さて小涌園を過ぎれば、登りの角度が少し、ほんの少しだけ緩やかになる・・・。
というような気がしたのですが、どうやら妄想か記憶違い。
(ここまでの疲れもあってか、)
今回はここからがきつかった。

 確かに多少、ホント多少は坂が楽になるのだけれど
結局は登りであることはかわらず苦戦続き。
カーブの度に地図を眺め、そこに記された地名との距離を測る。
一つ一つ達成すること。ただそれだけのために走る状態。
いやー、ホントしんどかった。
非常食に持っていたクッキーなどをどか食いして
なんとかしのいでいく。

坂道は続くよ、何処までも。
続く。

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