東海道自転車旅行 第8部(おまけ4 和歌山への道編)

Chapter8-3.大阪府阪南市〜和歌山県和歌山市編
2014/03/22 16:32〜18:23



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16:32 衝撃


 あまりに衝撃過ぎて写真がぶれた(笑)。
左は行き止まりとある。
和歌山方面へはバイパスを行けとある。
・・・車しか通れないんですけれど、そこ。


 ホントにダメなのかなあとあきらめ悪く左へと走っていく。
なんだ、行けそうじゃん!と思っていたが
完全にアウト!っぽい場所に出る。
ダメだこりゃ・・・。
諦めてUターン。

 先ほどの看板まで戻り地図を確認。
この手前の十字路(大阪方向から来た場合)右折して海岸ルートに出れば
行けそうだ。
ただ、地図案内板には「和歌山」の名は無く、「鳥取」とある。
『鳥取!?』疲れと時間的焦りでなんでここで鳥取の名を目にするんだろうと思ったが
鳥取県じゃなくて普通の地名だった(笑)。


 ということで無事ルート合流。
しかし、ここも26号線と言うことは僕が通っていた道は、はて?

17:02 迫る


 さて、時間は17時。
本日中の都内帰還のためには、和歌山駅を最悪19時46分の電車で発つ必要がある。
ただそれは最後の最後なので、それを目標にするのは危うい。
1本前、18時50分をターゲットにする。
切符を買う時間など考えれば18時30分には駅に着きたく
残りは1時間半。かなりギリギリの世界。
相当焦る。


 必死に足を回すがここまでで80km近く走っているのに加え
微妙なアップダウンが続く道に苦戦。
いや、普通ならたいしたことないアップダウンなのだが
まずい要因が色々と重なっているとホントそれすらもきつくなる。
辛かったなあ、ここ。


 ちなみに海岸と書きましたが海はほとんど見えず。
この一瞬だけだったかな。

17:26 迫る


 後12km。
1時間で10km。なんとかなりそうだなあと思いながら線路沿いに進めば
なんとなくイヤな雰囲気。そう、山道。
歩道は無く、横は交通量が多い。
一番イヤなパターンにさしかかる。



 途中の孝子駅を越えた所からがきつかった。
標高は後で調べれば100m程度なのだけれども
ここまで100km走っていている&鍛え不足の身には相当応える。
なんどか休憩をしようかと思っても、車を避ける場所も無くただ登るしか無い。
しんどい!

 途中、あまりの空腹に鞄を漁ってみる出てきたのは
昼に買ったクリームパン。
これを口に入れてみたところ
「うまい!」
たまらなく旨かった。一気にむさぼり食らう程に(笑)。
昼間食べたときとはえらい違い。
空腹は最良の調味料とはよく言ったものだわ。


17:43 和歌山県


 登り切れば別の県。
よくあるパターンでここも到着、和歌山県。
いやー、疲れたよ・・・。
そしてこの先は下ってあとは道なりに駅まで楽勝!
と考えていたのですが・・。


 イオンかよ!
山の中腹を切り開いた住宅街、そのイオン方向へと道を誘導される。
車と一緒にまっすぐ行きたいのに−。
ちょっと見てみたが、道も狭く断念。
時間も無いしで諦めてそっちへと廻る。
そしてまたもや地図とにらめっこ。
 ・・・よくわからん(笑)。
野生の勘を信じてイオンを過ぎた辺りで右折し丘を下ってみる。
どうやらこれが正解っぽい、一安心。
とにかく時間が無かったからねえ・・・。


17:59 駅へ


 市内を抜けていく。道なりに進んでいくが
分岐点ごとに地図で確認。基本は26号線を維持。
駅はどっちだー!って「和歌山市駅」の名を発見。
『あれ?駅名に「市」なんてついたっけ?』
と調べて見れば、和歌山駅と和歌山市駅2つの駅があるそうな。
紛らわしいのねえ。

18:09 紀ノ川


 川を渡る。
かなり大きな川だなあ、ここ。
夕闇迫る見知らぬ地。少し寂しくもあり。

そして遂に目的の和歌山駅の名を見る。
あと少し!


なお、今回は時間の都合により、和歌山城をパスしております(涙)。


18:23 JR和歌山駅


 ゴール。良かった、間に合った。
ホッと一息。
距離は110km。
かなり寄り道したなあ(笑)。
何はともあれ、お疲れ様でした。


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