東日本一周完結編 日本海自転車旅行Part2 2013/09/22 秋田・山形最長距離編

Chapter2-3.秋田県にかほ市〜山形県鶴岡市編
2013/09/22 12:57〜17:55



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12:57 山形県



 登り切ったところで次の県。
東北残すところ最後の県、山形県に入る。
いよいよここまで来たかあ。感無量。



 その先の三崎公園で記念にババヘラを食べる。
折角だからねー。

 このババヘラ、
アイスと言ってもシャーベットに近いとは聞いていたが
確かにそんな感じ。夏向きさっぱり感。
ちなみに味はイチゴとバナナなんだけど
まあ駄菓子的な感じです(笑)。



 公園からの眺望。実に美しい。
かの松尾芭蕉がここまで訪れているそうだが、
あの頃もこんな眺望が見られたのかなあ。


 再び7号線を進み、道の駅 女鹿に立ち寄る。
どこにこんなに人がいたんだろ?って位に車、人がゾロゾロと。
美味しそうなものなどもあったけれど、
先を急ぐので気合い一発缶コーヒーブラックを入れて
とっとと離脱。
ここまで来たら行こう鶴岡。



 山形県内に入り、歩道を眺めるとやけに細かい砂がたまっている。
黄色がかった砂。
吹きだまりのようなところではタイヤを取られそうな位にたまっている場合も。
こんな細かい砂、どこから来るんだろ?
隣の畑から舞ってるのかなあなんて考えてたんだが
あとで地図を見ると、この辺りに砂丘がある。

ってことはあれが流れてきたのかな?
何はともあれ、調子に乗って走っていると思わぬ事故も。
お気を付けアレ。

14:11 酒田市



 いくらなんでも着けないだろうなあ
そう思っていた酒田市に無事到着。
おお、凄い、僕!(笑)。



 ぐっと広く大きくなった街並みを進む。
庄内平野に広がる水田が目の前に。
今回は青森、秋田と水田を見て来ているが
山形のこの風景もまた美しいなあ。



遠くに見える山、そして向かう線路、周りの田んぼ
見事。

15:01 最上川



 市内をだらだらと進む。
迷う事も無い広い道を淡々と。
ちょっと疲れも出てきてるからねえ。

 途中で出会ったのが山形県が誇る大河、最上川。
ほぼ最下流域とも言えるこの辺りは
川幅も広く、蓄えた多くの水の流れをゆったりと見せている。
さすがの貫禄。
 いやー、最初に見たときは河原ばっかりだなあ何て思ったけど
流れを見てびっくり。立派ですわ。

 さて、この辺で決断の時。
酒田で15時。鶴岡までざっくりで20km。僕のペースなら2時間。
十分行ける。
後は泊まるか帰るかどちらにするかだ。

 帰るとなると乗り換えで4時間以上。
疲れた体でこれをやるのはかなりしんどい。
となれば多少お金はかかっても一晩こっちでゆっくりした方が良さそうな気がする。

 それに今回、乗りに乗っている気がしていた。
なにせ当初は3日または4日と考えていた鶴岡までの道を
2日で終えられそう。
となれば、このまま行けば明日クリアできそうな予感がひしひしと。
かえって次回とした方が、1日で完走できないであろうという気分に。



結局、今夜は鶴岡泊まり、明日新潟を目指すこととした。
まずは目指そう、鶴岡へ。

15:10 ラストバトル

 さて鶴岡への道はもうお馴染みのバイパス道。
広い道を車が飛ばしていくので、慎重に左側を走る。
西日が肌を焼く。日焼け止めを塗らなかったのでかなり焼けた。
今夜の風呂が染みそうだ・・・。



 鶴岡まであと10kmほど、もうすぐかなあと思いつつ正面を見れば
自転車は通れない。ん?と思って脇を見れば側道を行けとある。

 田んぼの脇道。そこは車も走らず平坦な道。
その分は良かったが、難点が一つ。
虫、とりわけバッタの数が凄かった。
30cmに1匹ぐらいの割合、もう踏まないようにするだけで大変(笑)。

17:25 鶴岡市内





 16:30頃、側道祭りも終わり鶴岡に到着。
やれやれお疲れ様でした。
後はホテルへ行くだけであるが、その前にあれやこれやと調達。
ここもでかい街だねえ。

 スーパーの駐車場から夕暮れ。
ホントいい天気だったなあ。今日は。
おかげで良く焼けました(笑)。

17:55 JR鶴岡駅



 到達記念に鶴岡駅も。
この後ホテルにチェックイン。疲れを癒やす。
足のマッサージ、そして今までに無い距離を走ったので
自転車も状態をチェック、携帯ポンプでありったけの空気を投入。
明日はいよいよ新潟決戦。
折角ここまで来たんだ、無事完走したい!
お休みなさい。

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