東日本一周完結編 日本海自転車旅行Part2 2013/09/22 秋田・山形最長距離編

Chapter2-2.秋田県由利本荘市〜秋田県にかほ市編
2013/09/22 09:10〜12:29



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09:10 由利本荘市



 さて、その後なんとか7号線と合流。
やれやれと思いつつ、ひた走り次の街
昨日の時点では目標地点の一つだった由利本荘市。
あ、もう着いてしまった。

 ところで海沿い7号線。
道も狭くて気をつけた方がいいという話をちらほら目にしていた。
それは確か。
しかしながら、歩道や路肩もあるところが多く、
思ったよりは走りにくくない感じ。
ただ歩道は道路のどちらか側にしか無く
時折入れ替わる。
横断歩道が見えたらそろそろ歩道が切り替わるサイン。
これはしばらく走っていたら気がついた(笑)。

 道路事情はそんな感じだが、それよりも気になったのは海の方。
地図で見ていた時には、もっと海を感じながら走るのかと思っていたが
やや高い位置を走っていることもあり、
あまり海を感じるという程では無い。
もちろん、右手を見れば雄大な日本海が広がっているんだけど
僕の思っていたのはこうじゃないーという感じ。
これは後に山形や新潟で解決する。



 由利本荘杯ってスグの砂浜に広がっていた柵。
これ、なんだったんだろ?
防風柵?

09:23 日本ロケット発射記念之碑



 道路右側に看板が見えてくる、日本の宇宙開発の礎となった場所。
ここは来ておきたかった。

 今でこそ世界に誇るロケット技術を持つ日本も
最初はペンシルロケットと呼ばれる鉛筆のようなロケットを繰り返し打ち上げ
技術を蓄積していった。
それらが上空に向けて打ち上げられたのがこの海岸。
詳しくはJAXAのサイトなどを参照ください。
日本の宇宙開発の歴史


 しかし今はもう当時を思わせるものは何も無く
静かな砂浜がただ広がり、記念碑がかつてのことを教えてくれるのみ。

イプシロンの遠いご先祖様がここで打ち上げられていたかと思うと
胸が熱くなる。

09:36 道の駅 岩城



 海岸沿いを走っていると、
幾度となく目にするのが大きな風車。
ここもそんな風車を備えています、道の駅 岩城に到着。
温泉も併設しているとかで、ここで泊まったらしき人の姿もちらほらと。
 補給やトイレに立ち寄ろうかと思ったけれど、
反対側に渡るのも面倒でパス。


 ただ、通り過ぎながら見たこの防波堤。
ここはちょっと行ってみたかったなあ。



 遂に現れてくる山形の地名。
まだ午前中、このペースで走ることができれば
酒田も着けそうだなあ、なんて考え始める。
皮算用。



 しかし道はまだまだ続く。
秋晴れの空、そして暑い(笑)。

11:27 にかほ市



 由利本荘市内に入る。なかなかに大きな街。
ああ、ここだったらチェックポイントにできたなあという感じ。
さすがにまだまだ時間も早いので先へ向かいますが。

 地元スーパーでちょいとお買い物&トイレタイム。
思いの外の暑さに水の消費が激しいなあ。
だからといって水分ばかり取り過ぎてもかえって良くないんだよねえ。
この辺のバランスは難しい。




 補給終了後、再び7号を南下、
そして到着、にかほ市。
この名前を目にして以来、生活笑百科のテーマが脳内再生して困る。


 町中はこんな感じ。
道は平坦だし、そんなに難しい感じはないかな。
ちょっと寂しげだけど、7号線は街の中心部からやや外れているので
駅前に行くともうちょっと違ったのかもね。

 ちなみにこの写真、臨時休業の看板の向こうに
ババヘラ売っているオバチャンがいる。
話には聞いていたが、ホント唐突に現れるのね、あの人達。



 ここからちょいとしばらく山の方へ。
登ることはないと分かっていても、眼前に高い山が見えてくると
どきっとするわなあ(笑)。


通りすがりにふと見ると、左手に羽越本線。
思わず足を止めてシャッターを切る。
イイ光景だなあ、ほんと。

12:07 象潟



 ここも宿泊候補地としていた場所「きさかた」。
ちなみに最初目にしたときは読めなかった(笑)。
有名な温泉地のようで宿泊または一汗流そうなんて人がちらほらと。
ここらから見る日本海もキレイだったろうなあ。



 のんびり景色を眺めつつもまだまだ先へ。

12:29 いよいよ



 やや狭くなってきた道、そして微妙に登り。
そんな途中で出会ったのがここ。

 青森では最後のお店を目にし、秋田では最後のGSを目にする。
群馬の三国峠手前にもこんなのがあったなあ。
(参考:新潟自転車旅行)




 暑い中、がんばって登っていく。
単純な標高でいえばそれほどでなくとも
ここまでの疲れ、暑さ、道の狭さなどがさらに負担となる。
ホントしんどい。

途中のコンビニで一休みしつつ見た風景。
いい山だった。名前は知らないが。



 そうそう、秋田の辺りはよく黒瓦を見かけた。
この地方の名産とかだっけ?



 そしてここ、これまた登り途中に見たのだが
これはホント良かった。
青い空、黄金色の水田、深い緑の山。
ああ、自分はこういう風景が見たかったんだなあと
改めて思わされた。
ホント、いい景色だったなあ。



 登り詰めた辺り、海岸の表情が変わってくる。
そしていよいよ、つづく。

Chapter2-3に続く

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