九州一周自転車旅行Part1 驚異の鹿児島編

Chapter3-2.鹿児島県曽於市〜鹿児島県鹿児島市編
2014/08/13 10:44〜15:43


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10:44 鹿児島県



 遂に、遂に到着の鹿児島県。
九州の南端までよくぞ辿り着いたなあ。
嬉しいわ。
しかしここ、なんでこんなゲートっぽいんだろ。
だったらもっと凝ってもねえ(笑)。



何はともあれ、鹿児島県入り。
さあ、なんとか桜島まで目指すぞ。

鹿児島入ったらいきなりサツマイモだった(笑)。


 ひたすら続く一本道。
狭い路肩をトラックと併走して肝冷やしつつも
なんとか進んでいく。

 というのも最終的には400m近くまで登らねばならない。
当初はこのルートを諦めていた理由がその高さ。
400mはきついなあと。
ただ県境の時点で180mまで来ているので、登るのは実質200mぐらい。
無理な話では無い、と考えて挑むこととした。
普通の人が聞くと辺に感じるかも知れないが、何も間違ってはいない。
多分。



右手にコンビニが見えてくると。

11:34 霧島市



 ひたすら山道を行くことやく1時間。
ゆるゆるダラダラと登り続けて霧島市に到着する。
ひえー、しんどかった。


と一息ついて下るもそれはトラップで


一旦また曽於市に入った辺りから再びの登り道になる。
ああ、地図で事前に調べてて良かった。
辛いのには変わりないんだけど。



 ぜえぜえと登る。
こっちの方が辛い印象。



そしてまた霧島市に入りちょっと行くと平坦エリアに到着。
ここで登りゾーンはようやくに終了となる。
20分ほどの間に登ったり下ったり、しんどいわ。
平坦ゾーンはしばらく続く。この先がきついのでここらで充分な補給を。
と、言うのも。

12:04 命がけ



 7kmぐらいで360メートルを一気に下る。
超デンジャラスゾーンへようこそ。
路肩?歩道?そんなものは無い。
交通量?まんべんなく車が行き交う。
トラックも大量にどーんとだ!
さらに道には夏草が生えている。
邪魔するぜー。状態。
はい、生きて帰れないかと思いました。



 下り道での怖さは歴代最恐。
とにかく恐い。常に指はブレーキにかけ
何かあれば止まれるようにする。
スピードも即停止可能な程度に抑える。
これでなんとか乗り切る。
まあ、車にしてみたら邪魔だったとは思うけれど、仕方ないし・・・。

しかし、これは鹿児島側から来たら登れたんだろうか。
絶対ルート変えただろうなあ、僕。
無理だよ、これ。

13:12 国分



 ようやく降りきって一息つきつつ進む。
片側一車線の道を抜けて右折すれば姶良方面。
淡々と進んでいく。
そしてここらからは待望の桜島が見える筈なんだが・・・。
曇り。(´;ω;`)ブワッ。


12:22 海沿いステージ



 海岸沿いステージに入る。
そこにあったのが、これ。
お酢の工場らしいのだが、なにこれ。



 そんな海沿いは左手に桜島を眺めることが出来るが、
残念ながらそんな余裕は無し。
ここらもとにかく狭い、交通量多い。
つれえ。

13:33 姶良市



 よめん。

ほんのちょっと登ったところで姶良市へ。
暑さが身に応える。
右側歩道があって助かった。



 姶良の辺りは広い街並みで、
あとはこんな感じにのんびりと20kmほど行くのかなあと思ってたのですが。

14:14 試練の時間



 左手が海、国道、線路、迫り来る山。
ああ、由比の辺りみたいだと親近感を持って走り始めたが


それもつかの間、写真のような場所にぶち当たり泣きそうになる。
福井のときに似た体験をしているが
あっちは交通量が少なくてまだ助かったが
夏休みと言うこともあるのかひっきりなしの自動車に
息つく暇も無い。
とにかく慎重にを心掛ける。



 途中で無事鹿児島市入り。
やったーと喜びも半分、早くこの海岸ルートが終わってくれ。
ただそれだけ。



途中で復活した歩道に乗って一息つくも
歩道は砂がかなり乗っていてそれはそれで走りにくい。
『風で巻き上げられるのか、それとも先日の台風のせい?』なんて考えたが
左手の海は岩場、砂なんてない。
『あ。』


左手にいる桜島、あれの火山灰か。
鹿児島、恐るべし。

ちなみにこの砂というか、火山灰。
ほんと走りにくいので注意してくださいな。
危ない目に遭いまして・・・。



 歩道ゾーンも終わり、最後はまた再び歩道無しの道へ。
マジ泣きそう。
鹿児島厳しいわ。これがイヤだったらあとは山の中を突っ切ってくるしかないもんなあ。
日本一周してる人達はみんなここを通っているんだろうか。
いやあ、厳しいわ、鹿児島。
薩摩隼人も量産されるってもんよ。

15:07 分かれ道



 海沿いルートが一段落した辺りで分かれ道。
そのまま進むルートは車も多そうなので、裏道側に廻る。
これで楽勝!と思ったら海水浴帰りなのか大量の車に追われ
どこまでも気の休まるときが無いなあ・・・。



 途中で見かけたのがこれ。
噂には聞いていたがホントにあるのね、火山灰集積場。
15:25 旧跡



 歴史に出てくるような旧跡を目にするが、さすがに寄る気力もなく
淡々と駅を目指す。



 そして訪れたのがここ、10号線の終点。
ここで福岡から来た10号線は終了となる。
裏は3号線の終点。
反対ルートはここを通ることになるのかなあ。

15:43 鹿児島中央駅



 無事ゴール。よかったよかった。
とにかく一安心して帰京。
なんせ、16時半に出ても東京駅着くのが23時過ぎだからねえ。
今日中に帰り着けない、ああ、慌ただしい。


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