日光街道自転車旅行 第1部 VSいろは坂編

Chapter1-3.栃木県日光市細尾町(いろは坂入り口)〜 栃木県日光市細尾町(いろは坂中腹)
2006/12/02 12:32〜13:21


Chapter1-3に続く

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12:32 始まり



 始まりです。
立て看板の前で気合い入れる。

 ちなみに知っている人は知っている話ですが、
ここ「いろは坂」は第1と第2の坂があり
現在は第2が登り専用、第1が下り専用となっています。


(最初の写真、小さめの写真で見にくいかもしれないけれど
右側は進入禁止になってます。)
 そういうわけでここから左へ曲がっていく登り道、「第2いろは坂」がこれからのステージです。
がんばりましょう。

 まず通る橋から眺める山。




 荒れ山の風景にしばし見とれる。
このフォルムはすごいなあ。
ついつい見とれてしまう。
今日は何度も見てきた山。
この後何度も見つめるこの山。
すごい、ホントにすごい。



 目的地の「中禅寺湖」までは約9km。
平地走行だったら1時間、いや30分ぐらいの世界か。
でも今回はどの位かかるのやら。
想像もつかないや。

12:38 坂道1

 いろは坂は48のカーブがあり
いろは47文字+「ん」の看板が立てられている。
いろは歌は多くの人が知っているだろうけど、一応。
「いろはにほへと ちりぬるを
 わかよたれそ つねならむ
 うゐのおくやま けふこえて
 あさきゆめみし ゑひもせす」 + 「ん」
これを全部写真に納めようってのが今回の目的の一つ。

 さて最初の「い」。
このような明確で手近な目標があるとやる気も出るなあ。


まだまだ序の口、坂のカーブもこんなもん。
ええ、ちょっと楽かもなんて思ってました。



 続いて「ろ」。


第2いろは坂では、奇数番号は道路の左側、偶数番号は道路の右側。
順調・順調、そんな事を考えていました。
ものの数分後には、いつまでたっても現れない「は」によって
打ちのめされるわけですが。
いくつかカーブを曲がった気がするんだけどなあ、
『きっつー』

12:40 道路



 道路はこんな感じ。歩道は無いけれど片側2車線の結構広めな道。
舗装もしっかりしてるし、その点に関して走りにくさはないなあという感じ。
シーズン外れと言うことでそれほど車は多くなかったので
その点はよかったかと。
何回か観光バスや大型トラックなどでひやっとする目にあったけど。

12:41 坂道2

 標高900メートル突破。
ああドンドン高くなっていく。


 苦戦しながら少しずつ進んでようやく現れた、「は」。
会いたかったよ、君と。



 「は」のカーブ。
登り坂ってカーブの部分は楽で
カーブとカーブの間の道がきついよねえ。



「に」、「ほ」。


この間もがんばって進むだけなので省略。
いよいよ1000メートル、大台突破。



「へ」、「と」


 まだまだ続くよ。
200メートルぐらい登って3キロ経過。


ということは、どの位の坂だ?
考えると悲しくなりそうだからやめとこ。

「ち」、「り」


 周囲は葉もすっかり落ちて裸模様。
寂しい風景。紅葉、綺麗だろうなあ。
そりゃ人も多く来るだろうよ。


 ようやく10個目、「ぬ」。


登り坂分の約半分到着。
長かった・・・。

 同じようにカーブ毎に番号が振られている群馬−新潟間の「三国峠」。
あのときは結構快適に番号をこなしていたので今回も同じように考えていたけれど、
長いわ、辛いわ。
 道路は一方通行。
自転車だからと言って逆走は出来ないだろうから
とにかく登るしかないかと泣きそうな気持ちでがんばる。
泣いても仕方ないけれど。



13:10 坂道3

 1100メートル。


勘違いして高さはこの位と思っていたが、どう見てもまだまだ続くよなあ。
標高何メートルあるんだろ?

 何気なく撮った写真。自分が上ってきた道。


見返してみるとおもわず馬鹿だよねえ、
こんな坂を登るだなんてと自分に言いたくなったね、全く。

 「る」、「を」、「わ」
まだまだ続くよ。





   なんとなく予想はしていたが補給ポイントが何も無い道。
冬だからまだよかったけれど、夏だったらきつかったよなあ。
水とかどうしたもんでしょ。
あんまり積むとそれが負担になってきついだけに
ここら辺は悩みどころ。
 普段はリュックの両側に500mlペットボトル2個。
後余裕あればフロントバックに1個。
こんな感じの装備。


「か」


遠くの御山と目線の高さが合うようになってきた気がする。


「よ」


 普段だったら周りを見て『あー、登ってきたなあ』と感慨深くなるけれど
今回は『どこまで行くんだろ』そんな気分。


何気なく上を見る。
写真じゃ小さくて見えないけれど頭上に見える斜めの線。
あれガードレールだから、あんな所を登っていくんだなあ・・・。
思わず笑っちゃったよ。


「た」
ようやく全行程の三分の一。
登りだけで考えればもう後少しなんだけど、なんかそんな気がしない。


■各ポイントの通過時間
1. 「い」 12:38
2. 「ろ」 12:39
3. 「は」 12:43
4. 「に」 12:49
5. 「ほ」 12:52
6. 「へ」 13:01
7. 「と」 13:03
8. 「ち」 13:05
9. 「り」 13:07
10. 「ぬ」 13:09
11. 「る」 13:11
12. 「を」 13:13
13. 「わ」 13:14
14. 「か」 13:16
15. 「よ」 13:19
16. 「た」 13:21


どこまで続くのやらという気分のまま
つづく。


Chapter1-4に続く

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