東海道自転車旅行 第1部(東京〜静岡編)

Chapter1-6.神奈川県箱根町〜静岡県三島市編
2005/05/03 10:35〜12:00

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10:35 坂道を登るとそこには


 なんだか初めて見る気がするよ、下り坂。
しかしご安心ください。
その先にはまたもや急な上り坂をご用意いたしました。
ぐったり。


 下りきったところで一旦休憩。
いい天気だ、暑いぜ。

10:36 あ


 あ、


つ、


遂に着いた。
国道1号線、最高点、長かった、辛かった。
でも、これで、やっと。
もうこれ以上高いところは無いんだ。
登り無いんだ!
やったよ。やっと、やっと。


きつかった道を振り返る。
辛かったんだよ、もういけどもいけども上り坂。
しかもどれもが半端なく辛くて
なんど押して歩こうかと思ったことか。
やって良かったー。

 と一人狂喜乱舞の感動祭りを開催していましたが
ベテラン自転車乗りの方は
後ろから来てあっさり通過されていきました。
ありゃまあ(笑)。

ここからしばらくは下りになります。
やったー。

10:40 曾我兄弟墓


 すみません、僕はよくこのご兄弟のこと存じ上げませんでした。
日本三大仇討ち(という響きも凄いけど)の曾我兄弟を祀るお墓。
事件そのものはこちらを参照。
曾我兄弟の仇討ち

10:45 山々


 下り坂から見ると山々の美しさも映えるねえ。
汗で寒いけど。


 またも分かれ道。
分岐路多いなあ。
左に曲がって国道1号線ルート。
順調、順調。

10:50 あれは


 左前方に湖が見えてきた。あれが芦ノ湖かな?

10:55 芦ノ湖


 到着。
いやー、苦労しただけあって感慨深い。


思った以上に水も綺麗だね。芦ノ湖。

 ちょっと一休み、自転車も一休み。
ここまで何のトラブルもなく来てくれて
ありがとう。
周囲をぐるっと散歩したら、また行きますか。


11:05 道路標識


 行き先案内板に記載される地名が静岡県関係だけに。
遂にだねえ。
(見にくいですが、沼津と三島です。)

11:10 あのー


 最高点を追えたので、登りは終了じゃないんでしょうか。
また登ってますが・・・。
さっきで登りは終わりと考えていたので、えらくきついんですが。
えー、まだ登るのー、と体のあちこちから泣き言入るんですが・・・。
すまないねえ、もうちょっとがんばってね。

11:20 道の駅


 道の駅通過。
休憩している人たちを眺めつつ先へ。
そういえばママチャリ2人組が休憩してたけど、
彼らはあの坂をママチャリで登ったのだろうか・・・。
すごいわ。


写真の前方に映る台形の一人乗り車、
これが4機編隊を組んでたけど
あれなんなんだろ。

11:25 ああ久しぶり


 静岡県、静岡県、静岡県。
たぶん地元民にしか読めない函南町。
静岡県のマークをかつてこんなに愛おしく見つめられたことはあっただろうか。
やったよー、静岡県に着いたよー。

さよなら神奈川県。
こんにちは静岡県。


しかし、まだ後77kmあるのでした。
着くの何時になるのかしら・・・。

ちなみに日本橋からは103km。随分遠くまで。

11:30 長〜〜〜〜〜い下り坂


 ホントに長いです。
延々続きます。
小田原側とは違ってかなり整備された道なので
これまたスピードもかなり出せます。
怖いくらいです(笑)。


 ヘルメット無しで小心者さんなので
スピード抑えめに行ったけど
40キロとか出せたからね、僕でも。
本格的な自転車だったら何キロ出るのかしら。

 しかし、苦労した甲斐あってまさに甘露の味。
ホント気持ちいい。
風がほおを全身を切る。
あの快感味わえるなら上り坂苦労してがんばるよって思うくらい(笑)。
気持ちよかったなー。

 でも、こけたら確実に死ねます。
気をつけましょう。

まだまだ小さく見分けつかない家々が
下るにつれてはっきりしてくると、箱根も終わりなんだねえとちょっとしんみり。


12:00 坂道終了

 気持ちよかった坂道も終了。
もう一回降りてみたかったけど
遊園地のジェットコースターのようにはいかないわけで残念。

しかし、あれだけかかった登りが下りは30分以下とは・・・。

三島市市街が近づいてきました。
静岡までは後66キロ。


 さて、箱根も終わったところで
前述のお約束ですが、
自転車を降りることはありませんでした。
途中くじけそうになりましたが、なんとかクリア。

 ギアについては逆に1段以外使用せず状態。
ええ、もう見栄も何もあったもんじゃないです。

 全身汗だく、定期的に日焼け止めを塗り直し。
息はハアハア、前だけ見つめて必死にペダルを漕いで腕で引っ張り上げ。
辛かったです。

 時速はほとんど10km/h以下
7〜8km/h程度。
まあそれでもよくやったもので。
「自分で自分をほめてあげたいです。」
これ、誰だっけ。


現在地点gooの地図へ

(ちょっと来すぎてる気もしますが・・・。)

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