東海道自転車旅行 第2部(静岡〜名古屋編)

Chapter2-4.静岡県浜松市〜静岡県湖西市編
2005/08/09 16:20〜19:35

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16:20 こっちが豊橋です


 国道1号線に合流するため下道をひた走る。
浜松まで来たし時間はまだある。
では明日の為にもうちょっと走っておこう。
さてどこまで・・・。

、  可能であれば「豊橋」。
40km強。3時間半から4時間コース。
行けたら最高だなのレベルだなーってのは
言っている本人が一番知っている(笑)。

 現実的には浜名湖越えて愛知県のJR駅。
二川ぐらいかなってところ。
そんな事考えながら5分ほど進んで国1合流。

何はともあれがんばりましょう。

17:00 中田島砂丘


 逆光でさっぱり読めませんが、ここを左に行くと
日本三大砂丘の一つ「中田島砂丘」へと出る。
ちなみにこの三大砂丘、九十九里浜、鳥取は確実だけど
最後の一つは諸説あるようですが、
一応日本三大砂丘の一つ。
当然パス。
なんかホント名所・旧跡パスだらけだねえ。
すんません。

17:25 分かれ道


 久々バイパス。
自転車は左の新居・弁天島ルート。
相変わらず逆光で見えにくくごめんなさい。
西へ向かっている&夕方の時間帯なので、その・・・。

この辺りの距離表示は○○○km + 400といったプラス表示。

どういう事ですか?

 さて浜名湖への道、ここまで1時間ですが
(って1時間だったの?もっと長かった気がする・・・)
人にもよるんでしょうが、僕には苦痛でしたねえ。

浜松駅からは南の方をずーっと通るのですが、
なんていうか、(僕にとって)あまり面白げの無い感じの道が続きます。


 途中までは歩道もあるけれど
歩道が無くなってからは補給ポイントほとんど無し。

似たような風景でちょっとさみしい・つまらない。
左手を見れば田畑やらあって寄り道したくもなりますが、
こういう時にルート変更・寄り道して何度も痛い目あってきているので
泣く泣く断念。

 右手は中央分離帯で完全に分かれているので
簡単には渡れません。

補給ポイントとしては
途中にセブンイレブンがあるので
ちゃんと補充しておきましょう。


西日の中、気をつけながらハンドル握り、
機械のようにただひたすら走り続け。
頭の中では浜名湖パルパルのCMが流れ続け。
カモン!カモン!っていうCMは
今もやっているのかねえ。

17:50 浜松市はどこまで続くの?


 毎度のように逆光ですが。
またのお越しを
もてなしのまち浜松 の看板。

ちなみにこの看板で浜松がやっと終わるかと思ったけれど
特に街切り替わりの看板無し。
浜松も合併で異様に広くなったので
昔はこの辺りまでだったのかねえ。
ついでだから都道府県別合併移り変わりのページでも。
市町村変遷パラパラ地図


 この旅に出る前に見かけたけれど
「静岡は横に長すぎていやになる。」なんて意見がある。
何言ってんだかって思ってたけれど、
いや、確かに長いわ。
行っても行っても静岡県。


あとこれくらい。

18:00 弁天島


 橋を渡りながらふと左を見ると鳥居。
あ、弁天島だ!
やっと浜名湖まで来たよ。感動。
しばし休憩。夕日の浜名湖を見る。
いいタイミングで浜名湖に着いたなー。

18:10 対岸へ


 夕日を見ながら橋を渡って対岸へ。
西浜名橋。新幹線・東海道線と併走する橋。

新幹線から眺めている浜名湖はここなんだ。
そこに立っていること、自らのチカラできたこと
改めて感動。

18:25 新居町駅

 浜名湖を渡ってしばらく、JR新居町駅到着。
やや薄暗くなってきたし、ここまでにしようかなという気持ちもあったけれど
もう少しだけ行こうかなあと思い、走り続ける。


 ここで一つ問題、
この後1号線は南の方へぐっと迂回していく。
そして東海道線とは山を挟むような形でかなりのお別れ。
右に行く新居関所ルート。
こっちを選択するって手もあるなー。
でも関所って山?
こんな下調べ不足と国1を通るべし!という固定観念が
ピンチにつながるのでした。
左へ。

18:38 またバイパス


 とりあえず進むよ国1。
右手の山々に映る夕日は段々暗くなり始める。
細い片側一車線、周りには田畑、
時折ガソリンスタンド、飲食店、そんな感じの
外灯もろくに無さそうな道路。
『ここを暗くなってから走るのはきついよなー。』
ただ、最悪走れなくなったらここ引き返して新居町駅まで行くのか。
やだなー・・・。後に現実化しかける。


もうバイパスは無いと思いこんでいたら
また現れたよ、バイパス。
はー・・・。
18:42 湖西市


 最西端、最後の街、湖西市到着。
先は長いのでせっせと急ぐ。

18:45 潮見坂


 地図で見ていてちょっと不安だったけど
まあなんとかがんばりました潮見坂。
地図や現地の看板で「しおみ」の字が何種類かあるのね。

 坂の規模としてはまあこんな物かという感じですかねえ。
いや、きついにはきついけれど。
高さも結構あるし。
日暮れ時で涼しかった分、昼の坂より楽だったのかなあ。

 右手に森辺を眺めながら何とか登り切ると民家。
よくある田舎町の風景。
てっきり山の中へと向かうと思っていただけに、
ちょっと驚き。
(まあ、山の中に出たらそれはそれで困るんだけど・・・)


 やれやれと思ったのもつかの間、急激に暗くなり始める。
『やばい。』

豊橋まではあと10数キロ、
1時間ぐらいか。
走りきろうかと思ったけれど、土地勘の無いところの夜間走行は絶対に無理。
危険なのでここまでとすることに。
まあ、既に本日の走行距離は110kmぐらい限界ですわってのもあるんだけど。


さようなら、また明日。
さっさとJRの駅へ。

19:00頃 迷う


 どこだよー、ここは。
一本道を下っていけばJRの線路に出るんじゃないのー。
案内看板をもっとプリーズ。

 交通量はあるので全くの恐怖ってのは無いけれど、
だからといってどこなのか全然わかりゃしない。

 四つ角に出くわす度に、
薄明かりの中、地図をにらめっこ。
三ヶ日か、こっちで正解?行っていいのかなー。
とりあえず明かりを目指し続ける。

大月の時に恐れていたことが半ば現実化。

 地元の人ならなんでも無い道なのだろうけど
土地勘の無い僕は本気でドキドキ。
ここはどこだ、まともに着けるかとハラハラ。
最悪の最悪は来た道を戻り、新居町の駅まで本気で戻ろうかと思ってました・・・。

 Suzukiの工場の周りうろちょろしながら
不安と格闘しつつ走っていると
ショッピングセンターの看板、駅まで約5キロを発見。
このまま行けばいいのかな?
ちょっと安堵。

 端から見た場合、地元の人は小さい子供連れで
平気で歩いている時間帯・場所なわけで
何の心配もないはずなんだけれど
やっぱり土地勘のないところの夜道は怖いよ。うん。

 なんとか下ってきて湖西市役所到着。
あ、バスだ。
このバスが来た方向へ行けば駅かな?
そうしようかとも思ったが近くのコンビニへ。
「近くのJRの駅はどっちですか?」
教えてくれたお兄さん、ありがとう。

19:35 鷲津駅


 お兄さんの教えに従い坂を下ると電車の音。
ゴトン、ゴトン。
ああ、やっと帰ってこられたよ・・・。
時間帯もまだ早いし、そんなたいした距離じゃないけれど
やっぱり不安になるよー(笑)。


そうこうしているうちに鷲津駅到着。 やれやれ。
自転車畳んで本日のお宿があるJR浜松駅へ戻る。


20:15 ホテル

 ようやっと浜松のホテルへチェックイン。
疲れたよ・・・。
風呂入って寝たかったけど
お腹も空いているのでとりあえず夕飯入手。



セブンイレブンのお弁当。
あんまり探しに行く気力はなかったし。
駅ビルの飲食店で食べる気力も起きないし。
もういいや。


ホテル戻って自転車メンテナンス&磨き作業。
後輪がやや空気抜けている気はするけれど
まあなんとかなるかなあ。
僕みたいな下手な人間が空気入れると、
かえって抜けるかもしれないし。
明日もがんばってね&がんばろうね。

 ユニットバスでもつかるよお風呂。
バブの炭酸効果とマッサージと思ったら
汗腺を刺激しまくって痛がゆい。
お風呂入っていられないほど(´Д⊂ヽ。
入浴タイム、短時間で終了。

え?浜松だったら鰻だろうって?
食べたよ、ほら。
うなぎパイ。

・・・誰でも思いつくお約束を果たせたので
野口さんの帰還ニュースを見ることもなく就寝。
お休みなさい。



■今日のご飯
朝 :デミたまハンバーグ定食(松屋)
昼 :梅おにぎり、こんぶおにぎり、中国系蒸しパン、オレンジジュース、オロナミンC
夜 :ハンバーグ弁当、ポテトサラダ(セブンイレブン)、発泡酒、ウナギパイ
道中:お茶多数

時間 8時間30分
距離 122キロ


浜松駅ビルの本屋さんが谷島屋書店でああ静岡県とちょっと嬉しくて
続く。

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